2019年4月19日

ユネスコ無形文化遺産にも登録された和食と「だし」の魅力

ユネスコ無形文化遺産にも登録された和食と「だし」の魅力
日本の和食が世界で注目されていることについては、多くの日本人も知っていることでしょう。ユネスコの無形文化遺産になったことも、大きな話題になりました。料理が文化遺産として登録されるというのは、どういうことなのでしょうか。

無形文化遺産になった日本の和食

・ユネスコ無形文化遺産とは
ユネスコ無形文化遺産について説明する前に、まずはユネスコについて知っておきましょう。ユネスコは文化の発展と推進を掲げる、国際連合の専門機関として設立された機関です。ユネスコの目的は教育や科学、文化を通じて世界が協力、尊重しあうことです。そのための取り組みとして、他国の文化を理解しあうための取り組みを実施しています。このユネスコが認定する無形文化遺産は、遺跡などの形がある世界遺産と同様に文化財として登録され、文化の保護や継承が促進されます。

・世界に認められた日本の和食
2013年にユネスコ無形文化遺産として登録された和食は「日本人の伝統的な食文化」です。和食というと、懐石料理や寿司などが登録されたとイメージするかもしれません。しかし、登録されているのは特定のメニューや料理法でなく、和食の根底に流れるルーツのようなもの。ユネスコでは「日本人が抱く"自然の尊重"の精神を体現した食に関する社会的慣習」と説明されています。近年、食の欧米化が進み食育の必要性も叫ばれています。ユネスコ無形文化遺産として登録されてことで、日本人が和食を学びなおすきっかけになるかもしれません。

日本食が選ばれる理由となった4つの特徴

・栄養バランスの高い健康的な食事
和食が無形文化遺産として登録された理由の一つとして考えられるのが、優れた栄養バランスです。世界的に肥満が増加し、健康的な食事が重要性を増しています。和食は一汁三菜を基本として理想的な栄養バランスと言われています。また、米や魚、産地の野菜など素材の味わいを引き出すとともに、だしの旨味を利用しているは大きな魅力の一つです。だしの旨味で食材の美味しさを引き立てるため、動物性の油脂の旨味を必要とせず、カロリーも控えることができます。これは日本人に肥満が少なく、また長寿の国であることの理由の一つでもあるでしょう。

・多種多様な新鮮な食材
日本は南北に長い国土をもっているため、自然豊かな食材も魅力です。季節の移り変わりがはっきりしているため、四季折々の山の幸や海の幸を楽しむことができます。日本では、そういった素材の味を引き立てる調理法が発達してきました。自然が与えてくれた多様な食材は、その持ち味を活かす調理法が適しています。
・四季折々の魅力が表現されている
和食は食事の場において、季節の移ろいや自然の美しさを表現する手段の一つでもあります。料理に季節の花や葉をあしらったり、繊細な飾り切りで季節の風物詩を表現したりすることもあるでしょう。季節に合った調度品を選び、旬の食材を食べることは日本人的な美意識ともいえます。料理だけでなく、器や飾りつけなど目で味わう要素まで気を配ることにも、日本人の自然に対する憧憬があらわれているのです。

・行事や暮らしに寄り添った独自の食文化
正月に食べるおせちやお雑煮、年越しそばは現在でも日本には欠かせない食文化です。日本の食文化は、年中行事と関わりながら発展してきました。お正月以外にもひな祭りやお月見など季節の行事に食べ物は欠かせません。お食い初め、七五三のような人生の節目にも、それにふさわしい食事をとる習慣があります。行事や儀礼においても、和食は密接に関わっているのです。

和食を通じて世界中に広がる日本の「だし」

・和食を通じて世界に広がる日本の「だし」
ユネスコ無形文化遺産の登録によって、和食は世界中に知られる存在になりました。和食の基本は、だしの旨味ともいわれています。ご飯を美味しく食べるには、だしを使ったみそ汁や煮物、あえ物が最適です。和食を通じて、日本のだしや旨味という文化も世界で注目されています。だしの旨味は植物性のうま味成分「グルタミン酸」と動物性のうま味成分「イノシン酸」を組み合わせたもの。単純に味が増えたということではなく、だしがあることによる相乗効果で全体のうま味が増します。和食ブームとともに海外でもうまみについての認識が高まっています。

・国内でも和食の日を制定している
和食がユネスコ無形文化遺産として登録されるとともに、日本国内でも和食の魅力を見直すための試みが進んでいます。和食文化国民会議により11月24日は和食の日として制定されました。11月24日は「いいにほんしょく」の日。秋は実りの季節です。五穀豊穣を祈る祭りやイベントが全国各地で開催されています。和食の日は、日本の食事について認識を高めるとともに、文化を継承する大切さを再認識する日になるように、という願いが込められているのです。
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