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赤ちゃんの離乳食でだしが使えるのはいつ頃から良い?管理栄養士が解説!

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赤ちゃんの離乳食でだしが使えるのはいつ頃から良い?
赤ちゃんの舌は味に敏感なので、離乳食は薄味にして与えるのが基本です。しかし、それでは単調な味になってしまうので、味に奥深さを加えるために「だし」を活かした離乳食をおすすめします。 

とはいえ、「いつから離乳食にだしを使えるの?」「離乳食にはどんなだしを使えばいいの?」と疑問に思うかもしれません。

そこでこの記事では、管理栄養士の私が離乳食にだしを使える時期や、だしを使った離乳食レシピをお伝えします。さらに、離乳食にも安心して使えるだしの選び方も解説します。

「子供においしくて安全な離乳食を食べさせてあげたい」と思っている人はぜひ参考にしてください。

赤ちゃんの離乳食にも安心して使えるだし

赤ちゃんの食事はなるべく体にやさしく安全なものが理想です。離乳食は体の成長のためだけではなく、味覚の発達を促すためにおいしさにも配慮してあげたいものです。 

しかし、発達段階の赤ちゃんは臓器が未発達なので、塩分などを濃く味付けをすると臓器に負担をかけてしまいます。また、赤ちゃんの舌には味を感じる細胞の数が大人に比べて多いため味付けには敏感です。なので、濃い味付けをしてしまうと驚いてしまうかもしれません。「薄味でもおいしいものを食べさせてあげたい…」そんなときに大活躍してくれるのが「だし」です。

離乳食にだしを含ませることで風味に奥深さをプラスできます。だしがしっかりと効いた料理がおいしく感じられるのは大人も子供も同じです。赤ちゃんもだしで炊いたお粥(かゆ)は「おいしい」と感じてくれることでしょう。塩や醤油での味付けが難しくても、だしを上手に使うことで、おいしい離乳食を作ってあげることは可能なのです。

赤ちゃんにだしを使える時期はいつから?

離乳食は大体生後5ヶ月~6ヶ月を目安にスタートします。はじめは何も味付けをせずに、食材単体をスプーンで1さじ2さじとごく少量からスタートさせるのがごく一般的です。
離乳食は赤ちゃんが食事を食べる練習という意味がありますが、実はアレルギーチェックという意味も持ちあわせています。このため、離乳食を始めたばかりの初期では、1つ1つの食材を単体であげることがすすめられているのです。 

昆布だしであれば5ヶ月頃から使うことが可能です。しかし、初めて食べさせるときには昆布だしを与えても大丈夫かどうかを確認しておく必要があります。

例えば、昆布だしでおかゆを炊いて初めてあげたときに、もし万が一異常が現れてしまったらどちらが原因なのかわかりません。こういったことを防ぐためにも、基本的に初めて食べさせる食材は単体で与え、異常がないことを確認してから調理に利用した方がよいでしょう。

離乳食を開始して1ヶ月を過ぎた頃から、昆布や野菜からとった植物性のだしを中心に与えます。その後、中期以降になれば鰹節や煮干しのような動物性のだしを使うことが可能です。このときも、「だしだから安全」と思い込まず、必ず初めはだし単体で与え、安全を確認してから使うようにします。

  • 離乳食初期:昆布だし、野菜だし、干し椎茸だし
  • 離乳食中期以降:鰹節だし、煮干しだし、ささみだし

だしは昆布や鰹節以外にもさまざまな食材からとることができます。だしの種類が増えると相乗効果でさらにおいしくなるので、食べる楽しみもどんどん増えていくことでしょう。

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なぜだしは離乳食の味付けをするのに最適なのか

臓器が未発達の赤ちゃんはなるべく味付けはしないか薄味がよいとされています。とはいえ、「体に負担は掛けたくないけれど、おいしいものを食べさせてあげたい」という気持ちは当然出てくるものだと思います。だしは味付けが薄くても、味に奥深さを加えることができるので、体にやさしくおいしい離乳食を作ることが可能です。 

また、だしにはグルタミン酸という旨味成分が含まれています。このグルタミン酸は実は母乳にも含まれており、赤ちゃんが産まれたときから親しんでいる成分と同じなのです。このことからも、赤ちゃんがだしを好むことはごく自然なことだといえるでしょう。

●赤ちゃんの離乳食におすすめなレシピの紹介

◼︎だしがゆ(離乳食初期からOK)
・お米 10g
・だし汁(2~3%) 100cc

10倍がゆを作る要領で、水の代わりに昆布や野菜でとっただしを使います。10gのお米だと少量なので、50g、100gとお米の量を増やして、使わない分は冷凍しておいてもよいでしょう。とってもお手軽に作れますが、いつもの離乳食にだしの味がプラスされるので、味わいに深みがあります。

◼︎ささみと野菜のスープ(離乳食中期以降からOK)
・ささみ10g
・キャベツ 7g
・にんじん 3g
・だし汁(2~3%、昆布・鰹節)
1.昆布と鰹節でだしをとります。
2.だし汁に一口大のささみを加えて茹でます。
3.ささみに火が通ったら一度取り出し、手で割いてからみじん切りにします。
4.キャベツとにんじんを茹でてから取り出し、みじん切りにします。
5.材料をだし汁に戻してさらに煮込み、スープの完成です。
*食材の大きさや量は月齢に合わせて変更してください。

こちらはささみや野菜が入っていますので、おかゆよりも栄養素が豊富です。

離乳食に使うだしの選び方のポイント3つ

ここからは離乳食に使うだしの選び方のポイントを3つ紹介します。覚えておくとだし選びで失敗することが減ります。 

  • ①無調味
  • ②味にこだわっている
  • ③お手軽にだしがとれる

それぞれ順番に説明していきます。

①無調味

離乳食は赤ちゃんが食べるものなので、調味料が入っていないだしが安心です。鰹節や昆布の素材のみを使用しただしは自然な味わいなので、赤ちゃんの舌にも体にもやさしいです。

②味にこだわっている

だしを選ぶ際は、味にこだわっているだしを選びましょう。だしは離乳食の味を左右するので、だしの味がおいしいと離乳食もおいしくなります。

上でもお伝えしましたが、赤ちゃんの味覚は敏感です。なので、素材や製造方法にこだわっているだしを選ぶのが望ましいです。

③お手軽にだしがとれる

お手軽にだしがとれる商品を選ぶのもポイントです。育児中は忙しいので、だしはお手軽に取れた方が嬉しいでしょう。

だしパックならお湯に入れるだけで簡単においしいだしをとれます。とっただしは離乳食だけでなく、普段の料理にも使えるので、調理の負担を減らすことができます。

320年以上の歴史があるにんべんのだしがおすすめ

おすすめのだしは、にんべんのだしパックです。にんべんのだしパックは先ほどお伝えした離乳食のだしを選ぶ方の3つのポイントをすべて満たしているものがあるからです。 

  • ①無調味
  • ②味にこだわっている
  • ③お手軽にだしがとれる

下記のリンクで紹介している、にんべんのだしパックは無調味なので、食塩や砂糖は不使用です。にんべんは320年以上の歴史がある鰹節の専門店なので、素材のもつ薫りと旨味をお楽しみ頂けます。また、だしパックなら、5分間ほどお湯につけるだけで簡単にだしがとれます。

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1,000円程度で購入できるので、お求めやすいお値段となっています。

まとめ

離乳食にだしを使って赤ちゃんの舌を育ててあげましょう。 

だしは大人にとってはもちろん、赤ちゃんにとっても食経験を豊かにするためには欠かせないものです。濃い味付けができなかったり、単調になりがちだったりする離乳食だからこそ、だしを使っておいしい食事を作ってあげましょう。

上でもお伝えしましたがおすすめは、手軽にだしがとれるにんべんのだしです。

お値段もお手頃なので、「安全においしい離乳食を食べさせてあげたい」という方には相性がよい商品です。だしは離乳食だけでなく、家族の普段の料理にも使えるので、料理時間の短縮にも役に立ちます。

親子でプロのだしの味を楽しんでみるのもイチオシですよ。この機会に、320年以上の歴史ある味を親子で楽しんでください。

だしのやさしい味を感じると、リラックスすることが多いので、忙しい育児で大変なときでも、ほっと一息つけると思います。

執筆監修者:片村優美
大学卒業後、管理栄養士免許取得。
2つの病院に勤務し、糖尿病や高血圧、腎臓病などの様々な疾患で悩まれる患者様に対して栄養指導などを行ってきました。
現在は、レシピ開発や健康・ダイエットに関するコラム執筆などのお仕事を行っています。

 

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