春夏秋冬ごとの魚の旬の一覧!おいしい魚の見分け方やレシピを紹介!
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「旬の魚は格別においしい」
「魚は旬のときに食べたほうがいい」
などと聞いたことはありませんか?
では、魚の旬とは、どのようなものなのでしょうか。
この記事では、江戸時代から和食を支えている鰹節専門店のにんべんが、魚の旬について解説していきます。
旬の魚をおいしく食べる方法やレシピも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
そもそも魚の旬とは?
魚の旬とは、その魚が一番おいしく食べられる時期や、多く獲れる時期を指します。
なぜ時期によって味が変わるかというと、魚のタンパク質や脂が時期によって変化するためです。産卵前のタイミングは栄養を蓄えるので、「脂がのった状態」になります。
さらに、産卵前の魚は沿岸部に近づいてくるため、漁獲量が多くなります。
春夏秋冬ごとの魚の旬の一覧
春夏秋冬ごとの魚の旬の一覧を紹介します。
- 春が旬の魚
- 夏が旬の魚
- 秋が旬の魚
- 冬が旬の魚
ぜひ覚えておきましょう。
春が旬の魚
春が旬の魚は、次のとおりです。
- サワラ
- ニシン
- マダイ
- メバル
- ワカサギ
- サヨリ
- カツオ
- ハモ
- キス
なお、カツオの旬は、春だけでなく秋にもあります。
春に獲れたものは「初鰹(はつがつお)」、秋に獲れたものは「戻り鰹(もどりがつお)」と呼ばれています。詳しくは、以下の記事を参考にしてください。
夏が旬の魚
夏が旬の魚として代表的なものは、以下のものです。
- キハダマグロ
- スズキ
- カジキ
- イシダイ
- ゴマサバ
- イサキ
- シイラ
- メバチマグロ
- アナゴ
- カレイ
栄養が豊富な魚は夏バテ防止にも役に立つでしょう。
秋が旬の魚
秋が旬の魚は、次のものが挙げられます。
- サンマ
- カジキマグロ
- アジ
- カマス
- クロダイ
- アマダイ
- キンメダイ
- サケ
- カツオ
- サバ
サバは秋と冬に旬を迎えます。秋に獲れたものは「秋鯖(あきさば)」、冬に獲れたものは「寒鯖(かんさば)」と呼びます。
冬が旬の魚
冬が旬の魚としては、以下のものがあります。
- コノシロ
- タラ
- ブリ
- 本マグロ
- ボラ
- フグ
- ウナギ
- ヒラメ
- シシャモ
- コハダ
夏が旬のイメージがあるウナギですが、実は本当の旬は冬といわれています。
旬の魚を食べるメリット
旬の魚を食べるメリットは、以下の3つです。
- 栄養価が高い
- 味がよい
- 価格が安い
それぞれ解説していきます。
栄養価が高い
旬の魚は産卵に備えて栄養を蓄えているので、栄養価が高いとされています。
逆に、旬以外の時期の魚は、栄養を蓄えていなかったり、産卵したあとで栄養を使い切ってしまっていることがあります。そのため、旬の時期に比べると栄養価は低いといわれているようです。
味がよい
先ほどお伝えしたように、旬の魚は栄養を蓄えているため脂がのっており、おいしいとされています。
栄養価が高いだけでなく、味もよいのはうれしいポイントです。
価格が安い
旬の魚は産卵により沿岸に近づいてくるため、漁獲量が増えます。
漁獲量が多くなれば、必然的に価格は安くなり、おいしい旬の魚を手に入れやすくなるでしょう。
おいしい旬の魚の見分け方
「せっかくなら、旬の魚のなかでも特においしい1尾を選びたい」という人もいるでしょう。そこでこの章では、おいしい旬の魚の見分け方を紹介します。
- 目が透明でにごっていない
- エラが赤色
- ウロコが剝がれていない
- 表面にツヤがある
- 弾力がある
なお、切り身で売られている魚は、水や血が出ていない方が新鮮とされています。
旬の魚の保存方法
旬の魚は新鮮なうちに食べたいものですが、食べきれなかったり、使いきれなかったりしたときのために保存方法をお伝えします。
魚は水分が残っていると傷みやすくなります。そのため、表面の水気はしっかりふき取りましょう。
なお、切り身ではなく1尾を保存する場合、腐りやすい頭や内臓やエラを取り除くのもおすすめです。
冷蔵する場合は、ペーパータオルで水気をふき取ったら、調理用ペーパーで包み、その上にラップを巻いて冷蔵庫へ入れましょう。
冷凍する場合は、水気をふき取ったら、ラップで包んでからポリ袋に入れて冷凍しましょう。なお、魚が小さく薄いほど、素早く冷凍ができます。切り身にしたり、3枚におろしたりしてから冷凍するのも鮮度を保つコツです。
おいしく食べるためにも、安全のためにも、冷蔵や冷凍をした魚は早めに食べきりましょう。
旬の魚のおいしい食べ方
旬の魚のおいしい食べ方を紹介します。
- 刺身
- 焼き物
- 煮物
- 揚げ物
順番に解説していきます。
刺身
魚が持つ本来の味を楽しめる食べ方です。
一口に刺身といっても、以下のような切り方が存在しています。
- 平作り:魚に対して包丁を垂直に入れて切る
- そぎ切り:平切りより薄く広くなるように斜めに切る
- 薄作り:透き通るほど薄く切る
焼き物
脂がのっている旬の魚は焼き物にしてもおいしく食べられます。
旨味が凝縮されているので、箸が止まらなくなるかもしれません。
包み焼、蒸し焼き、塩焼きなどいろいろな焼き方があります。
煮物
魚のふわっとやわらかい食感を楽しめる食べ方です。
魚にたっぷりと味をしみこませるのがポイントです。
揚げ物
準備は大変ですが、旬の魚は揚げ物にしてもおいしく食べられます。
揚げることで、魚の旨味を中に閉じ込めることができるとされています。
旬の魚のおすすめのレシピ
旬の魚のおすすめのレシピを紹介します。
- サーモンとアボカドのピリ辛めんつゆマリネ
- まぐろの照り焼
- ぶり白菜
- さばのから揚げ風
気になるレシピがあれば、ぜひ試してみてください。
サーモンとアボカドのピリ辛めんつゆマリネ
サーモンとアボカドのピリ辛めんつゆマリネは、フードコーディネーター/タイ料理研究家 両角舞氏考案のレシピです。簡単に作れて、見た目も鮮やか。おいしいサーモンとアボカドの組み合わせが好相性です。
用意するもの(2人分)
- 刺身用サーモン 150g
- アボカド 1/2個
- 糖質70%オフつゆの素ゴールド 大さじ4
- 豆板醤 小さじ1/5
- 大葉(盛り付け用)
作り方
- 刺身用サーモンは8ミリ厚さに切る。アボカドも8ミリ厚さに切る。
- 糖質オフつゆの素と豆板醤を混ぜ合わせ、保存容器もしくは保存袋に入れる。
- サーモンとアボカドを2に浸し表面にラップを密着させて20〜30分漬ける。
まぐろの照り焼
まぐろの照り焼は魚の骨がなく、お子様でも食べやすい一品。四穀つゆを使えば味もしっかり決まるので、手軽に作れるレシピです。
四穀つゆは大豆や小麦を使用しておらず、大豆と小麦にアレルギーがある方でも安心して料理を楽しめます。
用意するもの(2人分)
作り方
- まぐろのサクは一口大のサイコロ状に切り、合わせておいた(A)をからめて10分程つけておく。
- フライパンにサラダ油を熱し、1に片栗粉をまぶして軽くはたき、中火で転がしながら焼く。
- 焼き色がついたら四穀つゆを入れ、からませてから火を止める。
- 器に盛り、お好みで小口切りした万能ねぎと、白いりごまをかける。
ぶり白菜
ぶり白菜は、大根よりも火通りの早い白菜を使ったレシピです。
白菜がぶりの旨味をしっかり閉じ込め、ふわりと香るつゆとともに楽しめる一皿です。
用意するもの(2人分)
- ぶり(切り身) 2切
- 白菜 1/8株
- しょうが 1/2片
- (A)つゆの素 50ml
- (A)水 150ml
- (A)酒 大さじ1/2
- 木の芽(お好みで)
作り方
- ぶりは1切れを3等分に切る。白菜は5cm幅のそぎ切りに、しょうがはせん切りにする。
- ぶりは熱湯に入れてさっと茹で、冷水にとってから水気を拭き取る。
- 鍋に2のぶり、白菜、しょうが、(A)をあわせ、落し蓋をして火にかける。沸騰したら弱火にして15分煮る。
- 器に3を盛りつけ、お好みで木の芽を散らす。
さばのから揚げ風
さばのから揚げ風は、普通のから揚げと違い、フライパンで焼いて作ります。
油で揚げずに作れるので、お手軽でヘルシーなレシピです。
用意するもの(2人分)
- 鯖(切り身) 1尾分
- 薄力粉 適量
- サラダ油 大さじ4
- (A)卵 1個
- (A)薄力粉 大さじ3
- (A)つゆの素 大さじ2
- (A)おろししょうが 小さじ1/2
- (A)おろしにんにく 小さじ1/2
- フリルレタス 適量
- 粗引き黒こしょう 少々
作り方
- 鯖は骨を取り除き、幅2cmに切って表面に薄く薄力粉をまぶす。(A)はあわせておく。
- フライパンにサラダ油を入れて熱し、(A)をからめた鯖を並べ、両面がカリッとするまで焼く。
- 皿にフリルレタスを敷いて2を盛りつけ、粗挽き黒こしょうをかける。
まとめ:旬の魚をおいしく食べましょう
お伝えしてきたように魚には旬があります。
旬の魚は、味がよく栄養も豊富とされています。
旬の魚をおいしく食べるなら、300年以上にわたり和食を支えてきた鰹節専門店のにんべんの商品がおすすめです。
いつもの料理をワンランク上の味にしたいなら「つゆの素ゴールド(3倍濃厚)」が役立ちます。
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だし素材1.5倍使用(当社「つゆの素」比)しており、食材に豊かな風味と上質な味わいを与えます。
小麦や大豆が苦手な人には「四穀つゆ【小麦・大豆不使用】」がおすすめです。
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大切な人への贈り物として、とても喜ばれている逸品です。
にんべんの商品を使って、旬の魚をおいしく味わってみてはいかがでしょうか。