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かつおと呼ばれる魚の代表的な5種類を解説!特徴や見分け方やおいしい食べ方を紹介

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かつおのたたき

かつおは日本人の食生活に密接に関係しています。しかし、かつおの種類について詳しく知っている人は、少ないのではないでしょうか。

実はかつおと呼ばれる魚は多く存在し、特徴や食べ方にも違いがあります。

この記事では、かつおと呼ばれる魚の種類やそれぞれの特徴と見分け方、おいしい食べ方を紹介していきます。

かつおについて理解を深めておけば、毎日の食事が今よりも豊かなものになるでしょう。

「かつおをおいしく食べたい」と思っている人は、ぜひ参考にしてください。

かつおと呼ばれる魚の主な5種類一覧!初ガツオと戻りガツオの違いも解説

5匹のかつお

冒頭でもお伝えしたとおり、かつおと呼ばれる魚にはいくつか種類があります。そのため、以下のことについてお伝えしていきます。

  • かつおと呼ばれる魚の代表的な5種類一覧
  • 初ガツオと戻りガツオの違い

この機会に覚えておきましょう。

かつおと呼ばれる魚の代表的な5種類一覧

代表的な5種類の属性と旬の時期、主な特徴について表でまとめました。

属性旬の時期主な特徴
本カツオサバ科カツオ属4〜6月頃
8〜9月頃
・紡錘形
・腹側にタテジマ
ハガツオ
(サバガツオ)
(キツネガツオ)
サバ科ハガツオ属8月下旬〜10月頃・鋭く大きな歯
ヒラソウダガツオサバ科ソウダガツオ属10月〜12月頃・体が扁平
マルソウダガツオサバ科ソウダガツオ属10月〜12月頃・体が丸い
・小さめ
スマガツオ
(ホシガツオ)
(ヤイト)
サバ科スマ属10月下旬〜2月頃・胸ビレの下に黒斑点
・大きめ

それぞれの違いは次章で詳しく紹介します。

初ガツオと戻りガツオの違い

本カツオには、1年のうちに2回の旬の時期があり、「初ガツオ」と「戻りガツオ」と呼ばれています。

旬の時期味の特徴おすすめの調理法
初ガツオ4〜6月頃・サッパリ
・脂が少なく身が締まっている
・鰹節
・加工品(ツナなど)
戻りガツオ8〜9月頃・モッチリしている
・脂がのっている
・刺身
・寿司

同じかつおでも、時期によって違いがあると覚えておくといいでしょう。

1.手に入れやすい本カツオ 

一般的に「かつお」といえば、この本カツオのことを指します。

本カツオは、生食・加工どちらにも適しているオールマイティーな魚で、刺身やかつおのタタキとして店頭に並んでいるものは、ほとんどがこの本カツオです。

大群で行動するため一度に水揚げできる量が多く、比較的安価で手に入れられる魚です。

特徴

本カツオは、背中側は薄い青色、腹側は銀白色をしています。

本カツオの主な特徴として、腹側の黒っぽいタテジマがよく知られていますが、これは水揚げ後に現れるものです。(魚は、頭から尾に向かって伸びる縞をタテジマと言い、背から腹に向かって伸びる縞をヨコジマと言います)

旬の時期は、4月〜6月と9月〜10月の年2回。

ラグビーボールのような紡錘形(ぼうすいけい)をしており、体長は50〜1m、重さは5〜10kgほどになります。

見分け方

本カツオの見分け方は、以下の2つが挙げられます。

  • ラグビーボールのような形
  • 腹側に黒いタテジマがある

おいしい食べ方

本カツオは、やや酸味のある赤身で、新鮮なものは非常に美味です。

刺身やタタキ、カルパッチョなどの生食はもちろん、塩焼きや佃煮にしてもおいしくいただけます。

また、一般的な鰹節としてもメインで使われており、まさに食べるうえで万能な魚です。

2.歯が特徴のハガツオ

ハガツオ

ハガツオは、別名「サバガツオ」や「キツネガツオ」とも呼ばれ、見た目に特徴のあるカツオです。

特徴

ハガツオは、体つきがスリムでサバに似ていることから「サバガツオ」と呼ばれるほか、鋭く大きな歯を持つその見た目から「キツネガツオ」とも呼ばれています。

目や口が大きいため、他のかつおに比べて顔も大きめです。

旬は8月下旬〜10月頃。

体長は50cmから大きいものだと1mほどに成長し、重さは5〜10kg程度で、背中側に細いタテジマが入っています。

見分け方

ハガツオは一見すると本カツオに似ていますが、以下の4つの見分け方があります。

  • 体つきが本カツオに比べてややスリム
  • タテジマが背中側にあり腹側にはない
  • 全体が小さなウロコで覆われている
  • 犬歯のような鋭く大きな歯がある

おいしい食べ方

ハガツオは他のかつおに比べるとあっさりしていて、白身魚のような食感があります。

加熱しても身が硬くなりにくいため、フライや竜田揚げ、天ぷらなどの揚げ物や塩焼きなどにしてもおいしく食べられます。

身はモチモチしていて癖や臭みがなく食べやすいことから、刺身やカルパッチョなどの生食にもおすすめです。

3.平たいヒラソウダガツオ

ヒラソウダガツオ

ヒラソウダガツオは、マルソウダガツオとともにソウダガツオ属に属します。

旬の季節は冬ですが、一年を通してまき網で水揚げされる魚です。

特徴

ヒラソウダガツオは、マルソウダガツオに比べて平らな形をしていて、ウロコが少なく第1背ビレの下くらいまでしかありません。

背中側は濃い青色で、腹側は銀白色をしています。

旬は10月〜12月頃で、体長は60cm前後、重さは5kg前後です。

見分け方

ヒラソウダガツオはマルソウダガツオとよく似ていますが、以下のような違いがあります。

  • 体が扁平
  • ウロコが第一背ビレの下までしかない
  • 背中側に、不規則でうねったような模様がある
  • マルソウダガツオよりやや大きめ

おいしい食べ方

ヒラソウダガツオは、マルソウダガツオと比べると血合いが少なめです。

そのため、刺身にしても食べられますが、かつおのなかではやや癖の強い味なので、なめろうなど薬味と一緒に食べる調理法のほうが、よりおいしくいただけます。

加熱すると旨味が増すので、煮付けや煮魚などがおすすめです。

4.丸いマルソウダガツオ

マルソウダガツオ

マルソウダガツオはメジカとも呼ばれ、ヒラソウダガツオと同じく、一年を通してまき網で水揚げされる魚です。

特徴

マルソウダガツオは名前のとおり丸い体が特徴で、体長は40cm前後、重さは5kg程度と、かつおのなかではやや小ぶりです。

背中側は濃い青色で、腹側は銀白色をしています。

旬の季節はヒラソウダガツオと同じく、10月〜12月頃。

ヒラソウダガツオに比べるとウロコが多く、第2背ビレの下くらいまであります。

見分け方

マルソウダガツオの見分け方は、以下のとおりです。

  • 体が丸い
  • ウロコが多く第2背ビレの下くらいまである
  • 背中側に、不規則で短い黒い線がある
  • カツオのなかでは小さめ

おいしい食べ方

マルソウダガツオは、血合いが多く足が早いので、生食にはあまり向いていません。

脂が少なく、コクのあるいいだしがとれるため、削り節や生利節などの加工品として利用されることが多く、さまざまな和食のベースとして活躍します。

5.大きいスマガツオ(ホシガツオ・ヤイト)

スマガツオ

スマガツオは、大群で行動しないため漁獲量はあまり多くなく、かつおのなかでは最も希少価値が高い魚です。

上品な味なので、「もしも店頭で見かけたら、必ず手に入れたほうがいい」とまで言われるほどです。

特徴

スマガツオは、体長が20cm以上になると、胸ビレの下に数個の黒い斑点が現れます。

この黒い斑点が星のように見えることから、一部の地域では「ホシガツオ」と呼ばれています。

また、斑点がお灸の痕のようにも見えることから、「ヤイト(灸)」とも呼ばれることもあるようです。

背中側は濃い青色、腹側は銀白色で、背中側後方には黒い斜線のような模様が入っています。

旬は10月下旬〜2月頃で、体長は1m前後とかつおのなかで最も大きく、重さは10kgを超えるものもあります。

見分け方

希少価値の高いスマガツオの見分け方は、以下の3つです。

  • 胸ビレの下に数個の黒い斑点がある
  • ウロコはエラの後ろに少しある程度
  • 背中側後方に黒い斜線のような模様がある

おいしい食べ方

肉質がやわらかく適度に脂がのっていて、味はマグロに似ているとも言われており、刺身やタタキなど、生食用に向いています。

加熱する場合は、焼き魚など素材を活かしたシンプルな調理法がおすすめです。

かつおを楽しむおすすめレシピ

包丁で切られたかつおの切り身

ここからはかつおを楽しむおすすめのレシピを紹介していきます。

  • 初がつおとアスパラガスの南蛮漬け
  • かつおの和風シーザーサラダ
  • 鰹のたたきの冷製パスタ
  • かつおバターおにぎり

どれも簡単に作れるうえに、かつおのおいしさを味わえるレシピです。

初がつおとアスパラガスの南蛮漬け

初ガツオと旬の時期が重なる、アスパラガスを使った南蛮漬け。

一般的な南蛮漬けと違い、揚げずにさっと焼くだけなのでヘルシーです。

初がつおとアスパラガスの南蛮漬け

▶︎初がつおとアスパラガスの南蛮漬けのレシピはこちら

かつおの和風シーザーサラダ

かつおの和風シーザーサラダは簡単なのに豪華な見た目の一品です。

おもてなし料理の一品としても、おすすめです。

かつおの和風シーザーサラダ

▶︎かつおの和風シーザーサラダのレシピはこちら

鰹のたたきの冷製パスタ

鰹のたたきの冷製パスタは大葉とおろししょうがでさっぱりいただきます。

滋養強壮に欠かせないビタミンB群が豊富に含まれているかつおは、疲労回復も期待できます。

鰹のたたきの冷製パスタ

▶︎鰹のたたきの冷製パスタのレシピはこちら

かつおバターおにぎり

かつおバターおにぎりは鰹節とバター醤油の豊かな香りとコクが味わえます。

手軽に作れるので、朝ごはんやお弁当におすすめです。

かつおバターおにぎり

▶︎かつおバターおにぎりのレシピはこちら

かつお料理は調味料にこだわろう

鍋からすくわれる出汁と鰹節削り器

かつおを調理するうえでつゆの素やだしなどにこだわれば、かつおの良さが引き出されいっそうおいしく召し上がれます。

300年以上の歴史がある鰹節専門店のにんべんのだしや鰹節は、職人が選び抜いた上質な本カツオが使われているため、ご家庭で気軽に本格的な味を再現していただけます。

かつお料理の味付けには、いつもの料理をワンランクアップさせてくれる「つゆの素ゴールド(3倍濃厚)500ml」がおすすめです。

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だしと醤油の絶妙なバランスにより、深みのある味わいが楽しめます。

かつお料理をさらに上質なものにしたいときには、「本枯鰹節 薫る味だし(かつお)8g×22袋入」がおすすめです。

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パックで簡単に、本格的なだしをご利用いただけます。

本枯鰹節 糸削り(血合い抜き) 20g かつお節削りぶし」なら、かつおそのものの味を楽しむことが可能です。

本枯鰹節 花削り(血合い抜き)20g かつお節削りぶし

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素材本来の味を引き立てながら、さらに風味がアップされます。

まとめ:かつおの種類を覚えて味の違いを楽しみましょう 

お皿の上で氷に冷やされるかつお

この記事ではかつおと呼ばれる魚の代表的な5種類についての種類は全部で5種類あることをお伝えしてきました。

  • 本カツオ
  • ハガツオ
  • ヒラソウダガツオ
  • マルソウダガツオ
  • スマガツオ

それぞれのかつおをおいしくいただくために、正しい知識を持ってそれぞれのよさを活かしましょう。

かつおのよさを存分に引き出しただしや鰹節をお求めなら、江戸時代から続く鰹節専門店であるにんべんの商品をおすすめします。

手軽においしい鰹節を召し上がりたいときには、「本枯鰹節物語 20袋入り かつお節削りぶし」がおすすめです。

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口あたりがなめらかで、豊かな風味をお楽しみいただけます。

とことん鰹節のおいしさを味わいたい方には、「特吟味本節・腹節 240g」がおすすめです。

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必要なときに必要な分だけ削り、豊かな香りと風味を贅沢にご堪能いただけます。

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水洗いできるケース付きで、いつでも清潔にお使いいただけます。

海の恵みであるかつおを味わってみましょう。

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