おすすめおでんの具の種類!下ごしらえや人気のおいしい味付けもご紹介
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いろいろな食材を楽しめるおでんは、普段の食事はもちろん、家族や友人など人が多く集まる時に重宝する料理です。
ご家庭でおでんを作る時、いつもと同じ具だけではなく、たまには違った具を入れると違う美味しさを発見できて楽しめます。
今回は、300年以上、日本の家庭の味を支えてきたにんべんが、おすすめのおでんの具について紹介します。また、下ごしらえや家族が喜ぶ美味しい味付けについても紹介するので、ご家庭でおでんを作る際は、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
おでんの具の種類とおすすめの具材!
おでんの具材はだしと相性の良い食材を選ぶのがポイントです。この章では、おでんにおすすめの具材を紹介します。
- ・大根
- ・たまご
- ・がんもどき
- ・こんにゃく
- ・たこ
- ・はんぺん
- ・しいたけ
- ・つみれ
- ・里芋
- ・ジャガイモ
順番に解説していきますね。
①大根
おでんの具の定番といえば、大根でしょう。大根はじっくり煮込むことでだしを含み、旨味が増します。
隠し包丁で丸い面に十字の切り込みを入れ、お米のとぎ汁でやや固めに下ゆでしましょう。その後、だしと一緒に煮ておでんに入れると味が染み込みやすく、美味しさがアップしますよ。
②たまご
だしがしみ込んで茶色になったたまごが好きな人は、大根と一緒に最初から煮込むのがおすすめです。
たまごは、長く煮れば煮るほど味が染み込むわけではありません。煮込んだ後、だしに浸したままゆっくり時間をかけて冷ますことで、だしが卵に浸透しやすくなります。
だしがたっぷり染みたたまごを食べたいのであれば、時間を多めに見積もって準備しましょう。
③がんもどき
がんもどきは、潰した豆腐ににんじんやれんこんなどの歯ごたえのある野菜を混ぜて、油で揚げた食材です。汁をよく吸うので、おでんの具として最適です。
がんもどきをおでんに入れる際は、「油抜き」をする必要があります。がんもどきをザルに入れ、表面についた油の膜を洗い流すイメージで、熱湯を全体にかけましょう。
熱湯をかけることで、余分な油を取り除き、だしが染みこみやすくなります。
④こんにゃく
こんにゃくは水溶性の食物繊維を含んでおり、おなかの調子を整えてくれます。こんにゃくもおでんには外せない食材です。
下ごしらえとしては、両面を格子状になるように縦横で浅く切り込みを入れ、味を染み込みやすくします。こんにゃくに塩をふってもみ、熱湯で1分下ゆでしましょう。
⑤たこ
やわらかくてプリっとした食感のタコも、おでんとの相性抜群です。たこは、関西でおでんの具の定番として愛されています。
たこをそのままおでんに入れると、汁が赤くなってしまうため、1分程度下茹でしてから入れましょう。
やわらかいたこを食べたい場合は、長時間煮込んでおく必要があります。時間がない場合は、圧力鍋であらかじめ煮ておくと、ジューシーでやわらかいたこに仕上がりますよ。
⑥はんぺん
ふわっとした食感が楽しめるはんぺんは、だしが染み込みやすく、おでんにとても良く合う具材です。
はんぺんは、煮込みすぎると風味を損ねてしまうため、おでんが煮上がる直前で入れてください。また、火を入れると一気に膨らむため、早めに食べるのがおすすめです。
⑦しいたけ
だしが良くでるしいたけは、入れるとおでんの味がワンランクアップする優秀な具材です。しいたけからでるだしと、おでんのだしが相まって非常に上品な味に仕上がります。
生のしいたけはもちろん、干しシイタケを使うとよりだしが感じられて美味しいですよ。
⑧つみれ
魚のすり身を片栗粉と合わせて作るつみれは、魚介の旨味がでておでんとの相性も良いです。
つみれは煮えやすい食材のため、はんぺんと同様におでんが煮上がる直前に入れると良いでしょう。
⑨里芋
ねっとりとした食感が美味しい里芋は、おでんに入れるとほっこりとした味わいになります。
そのままおでんに入れるとぬめりが強く出てしまうため、下ゆでしてからだしで煮込むと良いでしょう。
⑩ジャガイモ
ホクホクとした食感のジャガイモも、おでんに最適です。じゃがいもの種類は、メークインを選ぶと煮崩れしにくく、男爵は味が染み込みやすいという特徴があります。
男爵でも、具材が踊らないように弱火でじっくり煮込むと煮崩れしにくいですよ。
押さえておきたいおでんの具の下ごしらえのポイント
おでんの具は、しっかりと下ごしらえをすることで味が染み込みます。この章では、おでんの具を下ごしらえする際のポイントを紹介します。
- ・それぞれの具の下ごしらえをしっかりする
- ・煮込み時間の工夫
ポイントは2つのため、しっかり押さえておきましょう。
①それぞれの具の下ごしらえをしっかりする
おでんの具は、前の章で紹介したように、浅く切り込みを入れたり下ゆでしたりと、さまざまな下ごしらえの方法があります。
下ごしらえをきちんとするのとしないのでは、味の染み込み具合と旨味に大きな違いがでます。具にしっかりとだしが染み込むように、それぞれの具材の下ごしらえをしっかりとしましょう。
②煮込み時間の工夫
おでんの具材は、煮込み時間によって味と食感が変わります。味が染み込みにくい、大根やこんにゃくなどの具材は先に入れてじっくりと煮込みましょう。
反対に、味の染み込みやすいはんぺんやつみれなどの具材は、かるく煮るだけで十分味が染み込みます。
すべての具材を美味しくいただくために、具材によって煮込み時間を変える工夫をしましょう。
おでんの人気の美味しい食べ方!
おでんにはさまざまな美味しい食べ方があります。この章では、美味しいおでんの食べ方をいくつか紹介します。
- ・ピリ辛のキムチおでん
- ・子供も喜ぶカレーおでん
- ・夏でも楽しめる冷やしおでん
気になったおでんから、ぜひ試してみてくださいね。
ピリ辛のキムチおでん
辛いのが得意な人には、ピリッとした辛さが特徴のキムチおでんが一押しです。
作り方もとても簡単で、いつものおでんのだしにキムチの素を入れるだけ。コクを出したい場合は、味噌をほんの少し加えると良いでしょう。
子供も喜ぶカレーおでん
もはや日本の国民食ともいえるカレーは、おでんとも相性バッチリです。
おでんのだしにカレールーを入れるだけで、和食のおでんがスパイスの利いた洋風おでんに早変わりします。
最後は、だしにご飯やチーズを入れると2度楽しめますよ。
夏でも楽しめる冷やしおでん
おでんは寒い時期だけでなく、夏でも美味しくいただけます。
「冷やしおでん」は、オクラやトマトなど、彩の良い夏野菜を入れると、涼しげに仕上がりますよ。
夏バテで食欲があまりない時でも、さっぱりした「冷やしおでん」なら食べやすいでしょう。
おでんの具を入れる順番は?
おでんは、具材を入れる順番がとても重要です。最初に大根や卵、こんにゃくなどの固い具材や、味の染み込みにくい具材を入れて煮込みます。
約20分後にさつま揚げやごぼう巻き、じゃがいもなどの、味の染み込みやすい具材を入れましょう。これらの具材は、煮込みすぎると形が崩れてしまったり、味がぬけてしまったりするので、後から加えると良い塩梅となります。
10分ほど経ったらちくわを入れ、火から下ろす2~3分前につみれ、はんぺんを入れると良いでしょう。ちくわは、煮込みすぎると食感が悪くなってしまいます。
また、はんぺんは煮込みすぎると膨らんでしまい、味も逃げやすいため直前に入れるのが好ましいです。おでんは、各具材の特徴をしっかりおさえて、正しい順番で煮込みましょう。
おでんを美味しくするならだしにこだわろう
おでんの美味しさは、だしによって大きく左右されます。せっかく丁寧に下ごしらえした具材を使っても、だしの味がイマイチだとすべてが台無しになってしまうのです。
だしを一から取るのは面倒という場合は、白だしや顆粒だしを使うと手間をかけずとも簡単に美味しいだしが作れます。
長年だしにこだわってきたにんべんでは、入れるだけでおでんの味をワンランクアップさせられる、白だしと顆粒だしをご用意しております。
「本枯鰹節白だし」は、だしの香りを強く感じられる商品です。従来品よりも、本枯鰹節や鯖節などの配合量を10%増量しているため、より「だし」をお楽しみいただけます。
有機丸大豆の白醤油を使用しているため、淡色のだしに仕上がり見栄えも良くなりますよ。
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顆粒だしには「本枯鰹節 金色の鰹だし 55g」が一押しです。厳選した本枯鰹節やしいたけ、昆布などを使用しているため、お湯にさっと入れるだけで本格的なだしが取れます。
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おでん用のだしは、煮物に使うだしに比べると、旨味や香りが強い方が美味しくなりやすいです。
一からだしを取らなくても、素材にこだわった調味料を使えば十分に美味しいだしが取れるため、ぜひ試してみてくださいね。
まとめ:おでんを食べて元気よくすごそう
おでんは、作るのが比較的簡単で、色々な食材を入れられるため栄養バランスが取りやすいです。
だしの味を変えたり、冷やしおでんにすることで、冬だけではなく夏でもおでんを楽しめます。おでんを食べて、しっかり栄養を取り、元気よく過ごしましょう。
おでんを作る際は、白だしや顆粒だしを使うと、簡単においしいだしをご用意頂けます。
最後にもう一度、おでんを作る際に役立つにんべんの商品をご紹介いたしますね。
「本枯鰹節白だし」は、だしの風味が強いのが特徴の白だしです。従来品の鰹節の配合バランスを見直し、洗練された旨味を追求いたしました。
原料にもこだわっており、北海道産昆布や種子島産粗糖などを使用しています。
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「本枯鰹節 金色の鰹だし 55g」は、さっとお湯に入れるだけで、香り高いだしに仕上がる顆粒だしです。
家族でおでんを食べる時に、自分だけだしの味を濃くしたい場合でも、さっとふりかければ簡単に味の調節ができますよ。
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おでんの具材にぴったりの下ごしらえと調理をして、美味しいおでんを食べましょう。