こどもの日に食べたい食べ物や定番料理!おすすめのレシピ3選もご紹介!
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「こどもの日の定番料理のレシピが知りたい」こどもの日は、家族で過ごすという人も多いでしょう。こどもの日は、1年に1回の特別な日なので、家族で楽しい思い出を作りたいものです。この記事では、こどもの日に楽しい思い出を作るため、300年以上の歴史を持つ鰹節専門店のにんべんがおすすめのレシピを紹介します。現役の管理栄養士がレシピの監修しているので、味にも栄養にもこだわっています。また、こどもの日には縁起がよい食べ物や定番の料理があります。縁起が良い食べ物の由来や理由に加えて、こどもの日の歴史もお伝えします。知っておくと、こどもの日をより楽しく過ごせます。「大人になった今でも、自分が幼かった時のこどもの日のことは覚えている」という人も多いのではないでしょうか。
こどもの日を特別な日にしたい人は、ぜひ参考にしてください。
目次
こどもの日に食べたい縁起が良い食べ物や定番料理!由来は?
最初に、こどもの日に食べたい縁起が良い食べ物や定番料理の由来を解説していきます。
- ・鰹(カツオ)
- ・ちまき
- ・草餅
- ・柏餅(かしわもち)
- ・スズキ
- ・ブリ
食べ物や定番料理の由来を知っておくと、食べた時の有り難さをより感じることができますよ。
鰹(カツオ)
鰹(カツオ)は、勝負に勝つ男である「勝男(かつお)」とも通じるとされているので、縁起物として食べられています。
ちまき
ちまきは、地域によって、形や中身が異なります。東日本では、三角の形をした「おこわ」が一般的です。西日本では、上の写真のような「細長い団子」をしています。鹿児島では、もち米を灰汁(あく)で煮込む「灰汁巻き」が主流です。
ちまきは漢字では、「粽」と書きます。
こどもの日にちまきを食べるようになったのは、中国の伝説が由来とされています。
5月5日に川に身を投げた屈原(くつげん)という詩人がいました。屈原のお供物として、また屈原の遺体が魚に食べられないようにするため、米を植物で包み五色の糸で縛ったものを流しました。これがちまきのはじまりとされています。
他にも、ちまきは水神のお供物だったという説もあります。
柏餅(かしわもち)
柏餅(かしわもち)は、その名の通り、柏の葉で餅を包んだ和菓子です。
柏の葉は、新芽が出るまで古い葉が落ちないため、「子どもが産まれるまで親は死なない」ともとれるため、家系が絶えない縁起物とされていました。子孫繁栄を願い柏餅をこどもの日に食べるようになったそうです。
柏餅は日本独自の料理とされています。
草餅
ヨモギは邪気や災いを払う効果があると信じられていました。草餅は、ヨモギを使った和菓子です。
そのため、草餅は邪気や災いを払う縁起物として、こどもの日に食べられています。
スズキ
スズキは、成長すると名前が変わる出世魚のため、縁起物としてこどもの日に食べられるようになりました。
スズキは、大きさによって「コッパ、セイゴ、フッコ、スズキ」という順番に呼び方が変化します。
ブリ
ブリもスズキと同じく成長するたびに呼び方が変わる出世魚です。そのため、縁起物としてこどもの日に食べられています。
呼び方は、地域によって変わります。関東では、ワカシ、イナダ、ワラサ、ブリと呼ばれます。
そもそもこどもの日とは?何をする日なのか?
そもそもこどもの日とは何なのでしょうか何をする日なのでしょうか?
- ・中国からきた行事
- ・5月5日の理由
- ・鯉のぼりや五月人形を飾る理由
- ・菖蒲湯に浸かる理由
それぞれ順番に解説していきます。
中国からきた行事
こどもの日は中国からきた行事です。もともとは、「端午の節句(たんごのせっく)」と呼ばれており、邪気を払うことを目的にしています。
5月5日の理由
こどもの日が5月5日の理由は、「端午の節句(たんごのせっく)」が関係しているとされています。端は「はじまり」という意味でした。「午(ご)」は「5(ご)」と読めるため、毎月5日のことを指していたとされます。
しかし、いつしか午の月である5月を指し、5月5日となったとされています。
なお、こどもの日が5月5日と正式に決まったのは、1948年(昭和23)からです。5/5と制定されたのは、戦後からなのです。
鯉のぼりや五月人形を飾る理由
鯉のぼりを飾るのは、子どもの出世を願ってのことです。中国には、鯉が竜門という滝を登って龍になったという伝説があるので、鯉は出世の象徴となっているのです。
五月人形を飾る理由は、災いから身を守るという意味が込められています。
菖蒲湯に浸かる理由
菖蒲湯に浸かる理由は、菖蒲(しょうぶ)には、独特の香りで邪気を払う効果があると考えらていたからです。
菖蒲(しょうぶ)は「勝負」「尚武(武道を大切にするという意味)」と同じ読み方をします。そのため、武家が勢力を強めた鎌倉時代〜江戸時代では、菖蒲湯に浸かるこどもの日は、男の子の出世と成長を祝う行事になったと言われています。
ただし1948年(昭和23)に制定された「国民の祝日に関する法律の第二条」では、こどもの日は以下のように定められていますので、男の子だけのお祝いではないといえます。
こどもの日 五月五日 こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。
※国民の祝日に関する法律 | e-Gov法令検索
それでは、いよいよ次の章からはこどもの日に食べたいレシピを紹介していきます。全てを作る必要はありませんので、食べたいと思ったものを作ってみてください。
こどもの日に食べたいレシピ①「5種の手毬寿司」
1品目は、色鮮やかな5種の手毬寿司です。
調理時間:20分:材料(4人分)
- ・温かいごはん1.5合
(合わせ酢)
- ・酢 大さじ2
- ・砂糖 大さじ1・1/2
- ・塩 小さじ1
(具材)
- ・カニ風味かまぼこ 4本
- ・ローストビーフ 4枚
- ・お好みの刺身(マグロ、鯛など)6切れ
- ・錦糸卵 1個分(卵1個、白だしゴールド大さじ1/2)
- ・大葉 2枚
- ・あしらい各種(ゆずの皮みじん切り/いくら/桜でんぶ/菊の花/白いりごま/ブロッコリースプラウト/塩昆布/桜でんぶ)適量
作り方
1.合わせ酢の材料を混ぜ合わせておく。砂糖は完全に溶けきっていなくても良い。炊きたてのご飯に合わせ酢を入れ、しゃもじで切る様に混ぜる。
2.ボウルに卵を割り入れ、白だしゴールドを入れて混ぜる。中火で熱したフライパンにサラダ油をキッチンペーパーで薄くひき、卵液を入れて薄焼き卵を作る。
細切りにして錦糸卵にする。
3.酢飯の粗熱が取れたら、ラップに具材を置く。
その上に一口大の量の酢飯を置く。
カニ風味かまぼこ2本と大葉1枚、鯛は塩昆布の上に置きセットでラップに包む。ラップをねじり形を整える。
4.ラップを外し、手毬寿司を皿に盛る。上にあしらいを添え、適宜醤油をつける。(ローストビーフの上にブロッコリースプラウト、マグロの上にいくら、カニ風味かまぼこの上に菊の花、鯛の上に柚子の皮のみじん切り、錦糸卵の上に桜でんぶ)
〈ポイント〉
ラップはきつく包みすぎるとお米が固くなってしまうので、優しい力加減で包むようにしましょう。
お刺身の盛り合わせなどを使い、切り身の種類を増やすと華やかな手毬寿司になります。
こどもの日に食べたいレシピ②「鯉のぼり形のサーモンパイ」
2品目は、鯉のぼり形のサーモンパイです。鯉のぼりの形をした縁起が良い料理です。
調理時間:45分:材料〈4人分〉
〈パイ包み焼きの具〉
- ・生サーモン1冊 200g(刺身用で厚さが薄いもの)
- ・冷凍パイシート 2枚
- ・ブロッコリー 70g
- ・マッシュルーム 3個
- ・玉ねぎ 1/4個(40g)
- ・バター 20g
- ・ニンニクみじん切り 1片
- ・酒 大さじ1
- ・小麦粉 大さじ1
- ・牛乳 120ml
- ・白だしゴールド 大さじ1
- ・塩胡椒 適量
- ・卵黄1個分
- ・サラダ菜 適量
- ・レモン お好みで檸檬
作り方
1.オーブンは230度に予熱しておく。打ち粉をした台でパイ生地の四方を5cmずつ大きく伸ばしておく。
2.生サーモンは軽く塩・胡椒をしてから10〜15分くらい置き、水気が出たらペーパータオルで拭き、臭みを取る。
3.マッシュルームと玉ねぎは5mm厚さの薄切り、ブロッコリーは小さめの小房に切る。
4.フライパンにニンニクとバターを入れ熱す。バターが溶け、ニンニクの香りがしてきたら3を入れる。全体にバターが回ったら酒を加え、蓋をして弱火で3分蒸し焼きにする。
5.小麦粉を加え、野菜全体につくように混ぜる。粉っぽさがなくなったら牛乳を少しずつ加え、固めのホワイトソースに仕上げる。(混ぜた時、鍋底が隠れない濃度)白だしゴールドを加え、塩胡椒をして味を調える。
⒍クッキングペーパーを敷いた天板にパイ生地を1枚置く。ふちを3cmくらい残してサーモンを置き、上に冷ました5を置く。
残しておいたふちに溶き卵を塗り、もう1枚のパイシートを乗せ、上からそっと押さえるように密着させる。綺麗な長方形になるよう四隅は切り落とし、鯉のぼりの形に尾の部分は三角形にカットする。余った生地で鯉のぼりの目を作る。
⒎周りをフォークでしっかりと押さえる。
尾の部分に横線を入れる。
⒏全体にハケで卵黄を塗ったら竹串などで胴の部分にうろこ状の波線を描きく。230度のオーブンで焼き色がつくまで20分くらい焼く。
皿の下にサラダ菜とレモンを敷き、サーモンパイをおいて完成。
〈ポイント〉
オーブンは個体差があるため、時間は焼き色をみながら調節してください。鮭は脂質が少なくアミノ酸のバランスのよいタンパク質源です。和風のホワイトソースが鮭に合い、お子様も喜ぶ一品です。
こどもの日に食べたいレシピ③「テリヤキハンバーグ」
3品目は、テリヤキハンバーグです。食材の旨みがギュッと詰まった料理です。
調理時間:30分:材料〈2人分〉
- ・豚ひき肉 200g
- ・玉ねぎ(中) 1/4個
- ・椎茸 1個
- ・卵1個
- ・塩 小さじ1/4
- ・胡椒 小さじ1/4
- ・サラダ油 小さじ2
- ・水 50ml
(照り焼きソース)
- ・つゆの素ゴールド 大さじ2
- ・水 大さじ5
- ・片栗粉 小さじ1
- ・生姜汁 小さじ1/2
(トッピング)
- ・大根おろし 50g
- ・大葉 2枚
- ・Aじゃがいも 1/2個
- ・Aブロッコリー 4房
- ・Aミックスベジタブル 大さじ2
- ・Aマッシュルーム 4個
- ・油 大さじ1/2
〈作り方〉
1.玉ねぎと椎茸はみじん切りにする。照り焼きソースの材料は全て混ぜ合わせておく。
2.ボウルに豚ひき肉と塩胡椒を加え粘りが出るまで混ぜる。1と卵を加え、よく混ぜたら2等分にし、空気を抜きながら成形する。
3.熱したフライパンに油をひき、強めの中火で表裏それぞれ3分焼き、焼き色を付ける。
4.水を入れて蓋をし、弱火で7分程蒸し焼きする。
5.照り焼きソースの材料を加えてソースをスプーンでかけながら弱めの中火で加熱する。
6.熱したフライパンにじゃがいもとブロッコリーを入れ、 中火で焼き色をつける。水を大さじ2程度入れ、蓋をして3分蒸し焼きにする。
ミックスベジタブルとマッシュルームを加え、ソテーする。野菜に火が通ったら、ハンバーグとともに皿に盛り、大根おろしと大葉を盛って出来上がり。
〈ポイント〉
ハンバーグに刻んだ野菜を入れることで、野菜が苦手なお子様にもたくさん食べていただけます。野菜不足の方にもぜひ食べていただきたい栄養満点のハンバーグです。
野菜がしっかり入っており、焼くとひび割れしやすいのでひき肉をしっかり捏ねて粘りを出すのがポイントです。
調味料にこだわると手軽に美味しくできる
自宅でレシピを作るポイントは調味料にこだわることです。
もちろん食材にこだわれば美味しい料理はできます。しかし、良い食材を揃えるのは大変ですし、費用もかかります。
食材は1回使うとなくなってしまう事が多いですが、調味料は複数回にわたって使用できるので経済的です。
調味料は、食材の旨みを引き出してくれるので、料理を手軽に美味しくできますよ。
「白だしゴールド」は、ナチュラルなだしの味わいを実現している商品です。だしの素材を1.5倍使っている贅沢な調味料です。
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「つゆの素ゴールド」も、1.5倍の素材を使ったリッチな調味料です。上質な味わいを実現しています。いつもの料理をより風味が豊かなものにしてくれます。
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まとめ:こどもの日は美味しいものを食べて子供の成長を願いましょう
最初にもお伝えした通りこどもの日は年に一回だけの特別な行事です。
こどもの日には美味しいものを食べて、こどもの成長を願いましょう。
最後に、ご家庭の料理をより美味しくしてくれる調味料をもう一度紹介します。
「白だしゴールド」は、1.5倍のだし素材を贅沢に使っているので、いつもの料理をワンランク上の美味しさにしてくれます。
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「つゆの素ゴールド」は、本醸造有機醤油を使用しているので、上質な味わいを楽しめます。
▶にんべんのつゆの素ゴールドはこちら
「大人になってからも、こどもの日のことは覚えている」という人が多いのではないでしょう。自分の親がしてくれたように、今度はこどものために美味しい料理と一緒に一生の思い出も作ってみてください。