覚えておきたい手土産の渡し方・選び方のマナー!おすすめの商品は?
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「手土産の正しい渡し方ってどうするの?」
「手土産を選ぶ際のマナーや、おすすめの商品が知りたい」
このようなお考えはありませんか?
せっかく手土産を渡すのだから、失礼な振る舞いは避けたいと誰もが思うことでしょう。
手土産は相手の立場やシーンに応じて選び方・渡し方が異なるため、正しいマナーを覚えておくことが大切です。
本記事では、手土産の渡し方のマナーから手土産の相場や選び方を紹介していきます。
手土産を選んでから渡すまでの正しいマナーがわかります。
相手に喜んでもらえる手土産を渡すためにも、ぜひ最後までお読みください。
目次
覚えておきたい手土産の渡し方のマナー
手土産の渡し方には、以下のようなマナーがあります。
- 紙袋や風呂敷から取り出して両手で渡す
- 相手から品物が正面になるように渡す
- 一言添えながら渡す
- 一番立場が上の人に渡す
- 早く渡したほうがよい品物は玄関先で渡す
1つずつ解説していきます。
紙袋や風呂敷から取り出して両手で渡す
手土産は、紙袋や風呂敷から取り出して両手で渡します。
なぜなら紙袋や風呂敷は「ほこりよけ」でもあるため、そのまま渡してしまうと失礼にあたるからです。
ただし、なかには紙袋に入れたまま渡したほうがよいケースもあります。
たとえば、手土産が相手のカバンに入らない場合、持ち帰りやすいよう紙袋に入れたまま渡すのが正しいマナーです。その際は「紙袋のまま失礼します」と言葉を添えると、相手からの印象もよくなります。
相手から品物が正面になるように渡す
手土産に文字や絵柄がある場合、相手から見て品物が正面になるように渡すのがマナーです。
その際、一度自分のほうに品物を向けます。そして傷や汚れがないかをチェックし、時計回りに90度ずつ回してから渡します。
迷った際は「相手が文字や絵柄を見やすいのはどちらか」と考えると、正しい向きで渡せるでしょう。
一言添えながら渡す
手土産は、一言添えながら渡します。その際、感謝の気持ちや想いやりを感じられる言葉だと、受け取る側も気持ちがよいものです。
以前によく添えられていた「つまらないものですが」という一言は、へりくだり過ぎている印象を持たれることから言われなくなってきています。
無理に謙遜し過ぎず、前向きな言葉を添えるようにしましょう。
一番立場が上の人に渡す
複数の人がいる場所で手土産を渡すこともあるでしょう。
そのようなシーンでは、一番立場が上の人に渡すのがマナーです。また、渡す側も一番立場が上の人がふさわしいため、上司がいる場合には上司から渡してもらうようにします。
早く渡したほうがよい品物は玄関先で渡す
生鮮食品や生花など、早く渡したほうがよい品物は一言を添えて玄関先で渡します。
なぜなら、これらの品物は早く冷蔵庫に入れたり水につけたりしたほうがよいからです。
しかし、基本的に手土産を玄関先で渡すことはふさわしくないとされています。
続いて、シーンごとの手土産を渡すタイミングについて見ていきましょう。
手土産を渡すタイミングは?
手土産は、以下のように場所や状況に応じて渡すタイミングが異なります。
- 訪問した際は席に着く前に渡す
- 会食の際は帰るときに渡す
- お詫びの際は謝罪を受け入れてもらってから渡す
正しいタイミングを覚えて、失礼な印象を与えないように気を付けましょう。
訪問した際は席に着く前に渡す
訪問先で手土産を渡すタイミングは、席に着く前です。
訪問した直後に渡したくなる気持ちもわかりますが、ビジネスの場合は応接室に通されたあと、プライベートでは席に着く前に渡すようにしましょう。
ただし、前述したように生鮮食品や生花など玄関先で渡したほうがよい品物もありますので、正しく使い分けてください。
会食の際は帰るときに渡す
会食の際に手土産を渡す場合、適切なタイミングは帰り際です。
先に渡してしまうと荷物になり、食事の際に手土産の扱いで困らせてしまいます。
同様の理由から別な場所で食事をし直す場合にも、手土産はこちらが持ったまま移動して相手が帰るときに渡しましょう。
お詫びの際は謝罪を受け入れてもらってから渡す
お詫びの際はまず謝罪をし、受け入れてもらってから手土産を渡します。
謝罪の前に手土産を渡してしまうと、物で解決しようとしているという印象を持たれる可能性があるため気を付けましょう。
手土産の相場は場合によって変わる
手土産を選ぶ際、金額相場が気になる方も多いのではないでしょうか。
結論から申し上げますと、手土産の相場は以下のとおり場合によって変わります。
- 家族や友人などの場合2,000円~4,000円
- ビジネスの場合3,000円~5,000円
- 謝罪の場合3,000円~10,000円
それぞれのケースを見ていきましょう。
家族や友人などの場合2,000円~4,000円
手土産を渡す相手が家族や友人などの場合、2,000円〜4,000円が目安です。
久しぶりに会う友人には少し高めの品物、親しい友人には話題のお菓子を選ぶなど、相手との関係性に応じて変えてみてもよいでしょう。
家族や友人の家族構成も考慮して、お子様がいる家庭には子どもにも喜んでもらえる商品を選ぶのがおすすめです。
ビジネスの場合3,000円~5,000円
ビジネスシーンでの手土産の場合、3,000円〜5,000円が目安です。挨拶訪問や仕事上のお礼など、会社や取引先を訪ねる際の参考にしてくださいね。
箱入りの商品は、机に置いて従業員が取りやすくなるので便利です。
また可能であれば訪問先の人数を確認し、必要な個数を把握してから品物を選びましょう。
謝罪の場合3,000円~10,000円
謝罪時にお渡しする手土産の場合、3,000円〜10,000円が目安です。相手の立場や状況によっても異なります。
謝罪の場合、相手に誠意を伝えることが大切です。派手な包装紙は避け、味も落ち着いた印象の商品を選びましょう。
手土産の選び方
手土産を選ぶ際に押さえておきたいポイントを3つご紹介します。
- 分けられるもの
- 相手の近所で売っていないもの
- 日持ちするもの
よい印象を持ってもらうためにも、ぜひ参考にしてみてください。
分けられるもの
手土産を選ぶ際は、分けられるものを選ぶのが望ましいです。
特に会社訪問の場合には、従業員に配ることを前提に個包装の品物を選ぶようにしましょう。
切り分けが必要な商品は、相手に手間を取らせてしまうため避けるのが無難です。
相手の近所で売っていないもの
手土産で渡す品物は、相手の近所で売っていないものを選ぶのもポイントです。
近所で売っているものは相手に場所や値段が特定されやすく、急ごしらえで選んだという印象を与えてしまう恐れがあります。
また、普段からよく食べている可能性もあり、手土産で渡す意味も薄れてしまうため気を付けましょう。
日持ちするもの
手土産を選ぶ際には、日持ちするものを選ぶのが失敗しないコツです。
賞味期限の近い食べ物を渡した場合、無理して食べることになったり食べ切れなかったりと、相手に負担をかけてしまいます。
せっかく手土産を渡すのに、「気配りのできない人」という印象を持たれることは避けたいですよね。
その場で食べる場合は別ですが、そうでない限りは日持ちする商品を選ぶのが好ましいです。
おすすめの手土産5選
ここからは、おすすめの手土産5選を紹介します。
- だし
- お惣菜
- 鰹節
- 和菓子
- 洋菓子
いずれも相手に喜んでもらえる最適な手土産ばかりです。1つずつ紹介していきますね。
だし
料理好きな方への手土産には、素材からこだわっただしの手土産がおすすめです。
特にだしパックをお渡しすると、料理においしさがプラスされるだけでなく、手軽に使えるため喜ばれます。
1699年創業、素材にもこだわるにんべんでは、ギフトとして「【化粧箱入】 本枯鰹節薫る味だし(かつお・昆布) 8g×16袋入」を用意しています。
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香りと味を極めただしパックは、さまざまな料理で活躍します。化粧箱入りなので、高級感があり手土産にも最適です。
お惣菜
お惣菜も手土産としては優れています。
手軽においしい料理を味わえる惣菜ギフトは、食事好きな方へお渡しすると喜んでもらえるでしょう。
創業から300年以上にわたり和食を支えてきたにんべんでは「至福の一菜 惣菜詰合せ (5袋入り) 」を扱っています。
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鰹節専門店ならではのおいしさが味わえるため、大切な方への手土産にもピッタリです。
鰹節
特別感のある手土産を渡したい方には、鰹節もおすすめです。
だしを取ったり料理にかけたりと、日本人に愛され続ける鰹節。鰹節は縁起物とされているので、贈り物に向いています。
江戸時代から鰹節を取り扱っているにんべんでは、「かつお節削りぶし フレッシュパックゴールド詰合せ FG100C」を提供しています。
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鰹節の賞味期限は本節で2年、削り節なら1〜1.5年であるため手土産にも最適です。
和菓子
和菓子も、選ばれることが多い手土産の1つです。
ご年配の方へは昔懐かしい和菓子、甘い物が苦手な方へは甘さ控えめな和菓子など、渡す相手に応じて選ぶとよいでしょう。
目上の方へは、老舗和菓子屋の手土産もおすすめです。
洋菓子
洋菓子は、和菓子よりも甘く仕上がりやすいのが特徴です。そのため、甘い物が苦手でなければ洋菓子を手土産に選ぶのもよいでしょう。
プリンやゼリーなど、洋菓子には子どもに喜んでもらえるものもたくさんあります。
大切な方へは、有名ブランドの洋菓子を選ぶのも1つです。
まとめ:手土産の渡し方を覚えて相手に喜んでもらいましょう
手土産は、相手の立場や状況に応じて相場や渡し方が異なります。
今回お伝えした内容をもとに、正しい手土産の選び方・渡し方を実践してくださると嬉しいです。正しく渡すことで心遣いが伝わり、相手にも喜んでもらえるでしょう。
最後にもう一度、手土産におすすめの商品を紹介します。
「【化粧箱入】 本枯鰹節薫る味だし(かつお・昆布) 8g×16袋入」なら、化粧箱入りなので、手土産にも最適です。
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だしパックは手軽に使えるので、喜ばれます。
「至福の一菜 惣菜詰合せ(5袋入り)」もおすすめです。
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1袋1人前なので、食べやすいです。本枯鰹節だしを使った逸品です。
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昔から鰹節は縁起物とされているため、お祝いや挨拶など幅広い場面で使えます。料理にかけたり、だしを取ったりと普段使いにも便利です。
マナーを守りつつ、こだわりの手土産を渡して、相手に喜んでもらいましょう。