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中秋の名月の食べ物の意味や由来!時期はいつ?十五夜との違いとは?

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中秋の名月の食べ物の意味や由来!時期はいつ?十五夜との違いとは?

中秋(ちゅうしゅう)の名月の食べ物といえば、月見団子を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

しかし、中秋の名月の食べ物は月見団子以外にもたくさんあります。

今回は、300年以上日本の食卓を支えてきた鰹節専門店のにんべんが中秋の名月の食べ物を紹介するとともに、中秋の名月の意味や歴史などもあわせて紹介しいきます。

中秋の名月の食べ物の意味や由来を紹介

中秋の名月の食べ物の意味や由来を紹介!

この章では、中秋の名月の食べ物と、それぞれに込められた意味を紹介していきます。

  1. 月見団子
  2. 里芋などの野菜
  3. ぶどうなどの果実
  4. 月見そば
  5. 月見酒

意外な食べ物もあるかもしれませんよ。

①月見団子

①月見団子

中秋の名月に欠かせない食べ物といえば、月見団子です。

秋に収穫した米で、月に似せた丸い団子を作りお供えします。月見団子には、農作物収穫への感謝と豊作を祝う2つの意味が込められています。

②里芋などの野菜

②里芋などの野菜

中秋の名月は「芋名月(いもめいげつ)」とも呼ばれており、里芋の収穫を祝う行事でもあります。

江戸時代の中秋の名月では、庶民たちは皆里芋をお供えするのが定番でした。稲作伝来前は里芋が主食だったため、とくに大切な作物である里芋をお供えして、感謝と豊作を願ったとされています。

また、里芋以外にも、枝豆や大根などの野菜を一緒にお供えして、豊作を願っていたそうです。

③ぶどうなどの果実

③ぶどうなどの果実

秋は、ぶどうやカキ、ナシといった果実の収穫時期でもあります。中でもツルものであるぶどうは、「神様と人の繋がりを強くする」として、縁起の良いお供え物とされています。

④月見そば

④月見そば

月見そばは、かけそばの上に生卵を落とした料理です。そばの上の卵は、満月を模しており中秋の名月にぴったりの料理といえます。

⑤月見酒

⑤月見酒

月見酒は、月見をしながら楽しむお酒のことです。「神様に豊作を感謝し酒を酌み交わす」という意味で、月見団子や果実などのお供え物と一緒に酒をお供えします。

酒の種類に決まりはありませんが、秋の酒である「ひやおろし」が定番です。ひやおろしとは、春先に加熱殺菌した酒を夏の間熟成させ、秋に出荷する酒を指します。

中秋の名月の時期はいつ?

中秋の名月の時期はいつ?

中秋の名月の時期は、毎年変わります。中秋の名月の時期は陰暦8月15日です。
ぜひ覚えておきましょう。

中秋の名月の意味や歴史とは?十五夜との違いも紹介

中秋の名月の意味や歴史とは?十五夜との違いも紹介!

この章では、中秋の名月の歴史と中秋の名月と十五夜の違いについて紹介します。

  1. 中秋の名月の歴史
  2. すすきを使う理由
  3. 中秋の名月と十五夜との違いとは?

これらを知っておくと、中秋の名月をより楽しめますよ。

①中秋の名月の歴史

日本には、中秋の名月に関わらず月を愛でる風習がありました。中秋の名月という風習として、月を楽しむ風習が人々に根付いたのは、中国が関係しています。

平安時代に、中国から中秋節(ちゅうしゅうせつ)という、月を見ながら宴をする文化が日本に伝わました。最初は貴族の間で、月を杯に写したり、水面に浮かぶ月を眺めたりなどの月を愛でる文化として中秋の名月が広まりました。

江戸時代になると、庶民も中秋の名月を楽しむようになり、月を鑑賞するだけでなく、月に農作物の豊作を願う意味も付け加えられたとされています。

②すすきを使う理由

中秋の名月といえば、お供え物の横に飾ってあるすすきを思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。

本来は、月に稲穂をお供えして豊穣を願います。すすきを稲穂に見立ててお供えするのです。

また、諸説ありますがすすきには魔除け効果があると信じられていました。そのため、災いから収穫物を守ってくれるとして、豊作を願う中秋の名月のお供え物に古くから活用されています。

③中秋の名月と十五夜との違いとは?

中秋の名月は「旧暦の8月15日の夜に見られる月のこと」、十五夜は「旧暦毎月15日の夜」のことです。

秋の真ん中である8月を「中秋」とし、この時期の月が1年のうちでもっとも美しくきれいなことから、満月である旧暦8月15日が「中秋の名月」と呼ばれるようになりました。旧暦では、7~9月を秋としており、それぞれ下記の呼び方をします。

  • 7月…初秋
  • 8月…中秋
  • 9月…晩秋

つまり、十五夜が旧暦の毎月15日の夜を指すのに対し、中秋の名月は旧暦8月15日に見える月のみを指すのが大きな違いです。しかし、今では十五夜というと旧暦8月15日の月である「中秋の名月」を指すことが一般的です。

中秋の名月の食べ物のお供えの仕方

中秋の名月の食べ物のお供えの仕方

この章では、中秋の名月にお供えする理由や食べ物のお供え方を紹介します。

  1. 中秋の名月にお供えをする理由
  2. 月見台を作る
  3. 月見団子の並べ方

それぞれ解説していきます。

①中秋の名月にお供えをする理由

中秋の名月に月見団子やすすきなどをお供えするのは、実りの象徴である月に収穫の感謝を伝え、豊作を願うためです。

そして、お供えした食べ物を下げて自分たちがいただくことで、神様と繋がれると考えられています。

②月見台を作る

お供えする食べ物は、月見台と呼ばれる月が良く見える台の上に乗せます。

月見台は、小さなテーブルを使うのが簡単でおすすめです。出窓がある場合は、出窓の張り出し部分を月見台として活用しても問題ありません。家の中で、月が1番良く見える所に月見台を設置し、お供え物をしてお月見を楽しみましょう。

③月見団子の並べ方

月見団子は、基本的に15個の団子をお供えします。地域によっては、1年の満月の数に合わせて12個や13個をお供えするところもあります。また、15を簡略して5個にすることもあるようです。

下記は、月見団子の個数別に並べ方をまとめたものです。

  • 15個の場合…1段目に3×3で9個、2段目に2×2で4個、3段目は正面から見て縦に2個
  • 13個の場合…1段目に3×3で9個、2段目に2×2で4個
  • 12個の場合…1段目に3×3で9個、2段目に3個
  • 5個の場合…1段目に2×2で4個、2段目に1個

15個の場合、一番上の段は月見団子を縦に並べるのが重要です。縦に並べると神事、横に並べると仏事になります。

中秋の名月の食べ物を食べる時は調味料だしやつゆにこだわるのがおすすめ

中秋の名月の食べ物を食べる時は調味料だしやつゆにこだわるのがおすすめ

中秋の名月にお供えした物は、しばらく経ってから下げて美味しくいただくことで、神様と私たちが繋がると考えられています。

お供えしていた物を食べる際は、自分好みに調理してから美味しくいただきましょう。調理する際は、素材やだしにこだわった調味料を使うと、簡単に美味しく仕上がりますよ。

例えば、にんべんの「日本橋だし場 だし醤油」は、芳醇な香りが特徴の下総醤油を贅沢に使用した醤油です。本枯鰹節と鯖節、宗田鰹節も使用しているため、だし感を強く感じていただけます。

里芋や大根を煮物にする際に役立ちますよ。

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月見そばを作るなら、「つゆの素 1L(3倍濃厚)」をぜひお使いください。鰹節だしと昆布だしに、特級醤油をバランス良く合わせており、旨味の強いのが特徴です。

つゆの素1L(3倍濃厚)

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和食全般に活躍するだしには、「本枯鰹節薫る味だし(かつお)」が最適です。素材になるべく熱をかけずに作っているため、引き立ての鰹節の香りが楽しめます。

本商品を使ってふろふき大根を作ると、大根に風味豊かなだしが良く染み込んで美味しく仕上がりますよ。

本枯鰹節 薫る味だし

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どの調味料も、鰹節専門店のにんべんがこだわっただしを使用しているため、こった味付けをしなくても、料理に深みを出せます。

まとめ:中秋の名月に食べたい食べ物を用意して楽しくお月見をしましょう

まとめ:中秋の名月に食べたい食べ物を用意して楽しくお月見をしましょう

中秋の名月のお供え物は、下げた後のことも考えて、自分が食べたい食材をお供えするというのもオススメです。

たとえば、秋が旬の里芋やゴボウ、大根などをお供えすれば、下げた後に煮物として美味しくいただけます。

下げた食材を調理する時は、ぜひにんべんの調味料をご活用ください。最後にもう一度、にんべんの調味料を紹介いたしますね。

どんな料理にも活躍する調味料には、だし感の強い「日本橋だし場 だし醤油」が一押しです。厳選された国産原料のみを使用した木桶仕込みの「下総醤油」を使用しており、芳醇な香りと旨味で、この1本で料理の味がしっかりと決まります。

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つゆの素 1L(3倍濃厚)」は、月見そばや煮物を作る際に便利ですよ。本醸造特級醤油を使用し、鰹節のだしが効いた万能調味料です。

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本枯鰹節薫る味だし(かつお)」は、簡単に本格的なだしが取れるだしパックです。まるで引き立てのような鰹節の香りをお楽しみいただけます。

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中秋の名月は、美味しい物がたくさん旬を迎える時期でもあります。お供え物をする際は、自分が好きな食材を選び、下げた後に美味しく調理していただきましょう。

この記事で紹介した調味料を使えば、高級料亭のような味をご自宅でも楽しめますよ。

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