鰹節の種類と通販で買う方法
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鰹節の種類
荒節と枯節に分けられる
鰹節には「荒節(あらぶし)」と「枯節(かれぶし)」があります。荒節はかび付けをしていない表面が燻製成分でおおわれた鰹節で、枯節は茶色で優良かびが表面をおおっています。カビの付いているものと付いていないものの2種類があり、これは作り方の違いによって現れます。焙乾とあん蒸と繰り返し、水分を20%前後にしたものが荒節で、荒節の表面を削りカビ付けをしたものが枯節です。荒節はいぶし臭が効いており、枯節は洗練されたまろやかな風味が特徴です。
荒節と枯節の違い
鰹節の製造工程において、最初に荒節ができ、荒節を加工してできたものが枯節です。燻されてできた黒い荒節を、さらにカビ付けを繰り返し行ってできたものが枯節になります。この工程を行うため、枯節には茶色いカビが付いているのです。
荒節は燻した香りが強く、枯節は香りが上品でありながら、うま味が強いことが特徴的です。一方で枯節は、まろやかさがあり、荒節よりも雑味がなく洗練された味わいのだしになります。
にんべんではかび付け工程を4回以上繰り返した枯節を特に「本枯鰹節」と呼称し最上級の鰹節としてあつかっております。より繊細で上品な風味に仕上がっています。
鰹節以外の節もある
〔宗田鰹節〕
燻し臭が強く、味はやや渋みがあるがコク味が強い。だしは、コクとうま味が強いのでそばつゆや煮物のだしとして使われることが多いです。
〔鯖節〕
鯖特有の生臭みと脂の酸化臭がある。だしは、特有のコクと甘味のあるだしが取れるため、味噌汁やうどん汁、煮物のだしとして使われることが多いです。
〔いわし節・煮干し〕
いわし特有の生臭みと脂の酸化臭がある。だしは、少し苦味と渋みがあり、やや濁りがみられるが、しっかりとしただしが取れるため、鯖節同様に味噌汁やうどん汁、煮物のだしとして使われることが多いです。
削り方も多くの種類がある
薄削り、厚削り、糸削り、砕片、粉末と削り方にも種類があります。食品表示基準では、0.2mm以下を薄削り、0.2mm以上を厚削りとしています。薄削りは最も一般的な削り節で血合いから出る旨味を含み、コクのあるだしが取れる。ソフト削りは薄削りをより薄く削ったもので口当たりが柔らかい。糸削りは糸状に削ったもので柔らかな食感と見た目の美しさが特徴。削り粉はきめ細かい粉状のもので薄削りを使うのと同じ方法でだしをとることもできます。厚削りは時間をかけて煮出し(弱火で15~20分)、濃いだしを取るために厚く削られたもの。めんつゆ、煮物、みそ汁、鍋物などに適しています。
鰹節は通販で買うとお得で便利
幅広い種類の商品が購入できる
にんべんでは、削り節のほか、普段入手しづらい本節まで購入することが可能です。鰹節専門店ならではの鰹節の種類を取り揃えています。
このほかに、だしポットや削り節セットなども取り揃えています。だしポットセットは、忙しく手間をかけてだしを取る時間のない人にとっては、非常に便利なものです。上品でコクのある本枯鰹節の削りたてを小分けにした商品もあり、料理をする際にサッと使うことができます。
定期便で買い忘れの心配がなくなる
にんべんの通販では定期購入が便利です。お客様のペースに合わせて必要な数を定期的に届ける定期コースであれば、注文をし忘れることもなく、注文の手間もかけずにすむ便利なシステムです。お届け期間は、1ヵ月ごと、2ヵ月ごと、3ヵ月ごとから選ぶことができ、送料が無料のためお得です。また、休止・解約はいつでもできるため、安心して注文していただけます。商品が届く15日前にはお知らせメールが配信されるので、事前に届く日の確認もできます。
鰹節には荒節と枯節があり、それぞれ風味が異なります。それぞれの鰹節の特徴を活かすことで料理もよりおいしくなります。また、にんべんの通販では幅広い鰹節を取り扱っているので、自分の好みのものを見つけてください。