だし醤油のオリジナルレシピ3選!食材の旨味を引き出す理由とは?
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「だし醤油は、どんな醤油なの?」
「だし醤油とめんつゆは、何が違うの?」
この記事では、300年以上日本の食文化を支えてきた鰹節専門店のにんべんがだし醤油について解説します。
また、だし醤油を使ったオリジナルレシピも合わせてお伝えします。
だし醤油を使って美味しく料理を食べたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
だし醤油とは?
だし醤油とは、醤油に昆布や鰹節や煮干しなどのだしを加えた調味料のことです。だしを取る手間を省いてくれる便利な調味料です。
だし醤油には、だしが加わっているので、食材の味を引き出してくれます。
だし醤油は、卵かけご飯や和え物など幅広い料理に使うことができます。なお、入っているだしによって、だし醤油の味は変わります。
だし醤油とめんつゆの違い
だし醤油とめんつゆは何が違うのでしょうか?
だし醤油は、先ほどもお伝えした通り、醤油をベースにだしを加え、みりんや砂糖で味を調整したものです。醤油の比率がめんつゆに比べて高めです。水では薄めずにそのまま使います。
対して、めんつゆは、醤油とみりんと砂糖をベースにだしを加えたものです。醤油の比率はだし醤油に比べて低めです。
めんつゆには薄めずに使うストレートタイプもありますが、多くの場合は、水で薄めて使います。めんつゆは、その名の通り、主に麺類に使われます。
だし醤油の方が醤油を基本にしているので、めんつゆよりあっさりとした味になります。逆にめんつゆは甘みがあり、しっかりとした味になります。
だし醤油が食材の旨味を引き出す理由
だし醤油が食材の旨味を引き出す理由は、なんなのでしょうか?
鰹節や昆布などのだしの風味が食材の持つ旨味を引き出してくれるからです。旨味は単体よりも、組み合わせることで旨味が飛躍的に増します。このことを「旨味の相乗効果」と呼びます。
詳しく説明すると、昆布に含まれるグルタミン酸(アミノ酸系)と、鰹節に含まれるイノシン酸やグアニル酸(核酸系)が組み合わさると旨味が増すのです。
次の章では、いよいよだし醤油を使ったオリジナルのレシピをお伝えします。
現役の管理栄養士が作ったレシピになりますので、味に加えて栄養にも配慮しています。
だし醤油のオリジナルレシピ①「食欲そそる しゅわしゅわ卵かけごはん」
1品目は、「食欲そそる しゅわしゅわ卵かけごはん」です。だし醤油と卵のかけ合わせが絶品ですよ。
調理時間:10分:材料(2人分)
- ・卵 2個
- ・玄米ごはん 約300g
(たれ材料)
- ・にんべんのだし醤油 大さじ1/2
- ・ごま油 小さじ1
- ・わさび 小さじ1
作り方
1.ボウルにたれ材料を入れてよくかき混ぜる。
2.たまごは、白身と黄身に分ける。白身を泡立て器でツノが立つまでよく泡立てる。
3.ごはんに盛り付け、2の泡立てた卵白、黄身をのせ1のたれをかけて完成。
〈ポイント〉
卵はしっかりと冷えたものを使ってください。ホイッパーを使うと簡単に泡立ちます。
卵の黄身の黄色はカロテノイドの色です。カロテノイドには、抗酸化作用によるアンチエイジング効果が期待できます。
また、カロテノイドは体内に入ると必要に応じてビタミンAに変わるとされています。このビタミンAには目が正常に機能するのに不可欠なビタミンとも言われています。
だし醤油のオリジナルレシピ②「オクラとみょうがのさっぱり和え」
2品目は、「オクラとみょうがのさっぱり和え」です。簡単に作れますが、優しい味で舌を楽しませてくれますよ。
調理時間:5分:材料(4人分)
- ・オクラ 16本
- ・塩(板ずり用)適量
- ・みょうが 3個
- ・にんべんのだし醤油 大さじ1.5
- ・酢 大さじ1/2
- ・かつおぶし粉末 適量
作り方
1.オクラはまな板に置き、塩をふりかけ両手でおくらを上下に転がし全体にこすりつける。
2.がくを切り落とし1cm幅の輪切りにする。みょうがは、2mm幅の斜め切りにする。
3.ボウルに1、にんべんのだし醤油、酢を入れてよく混ぜ合わせる。器に盛り付けてかつおぶし粉末をのせて完成。
〈ポイント〉
調味料で和えたあと、10分ほど時間を置くと味が馴染んで美味しくなります。
おくらは板ずりをすると、表面のうぶ毛が取れて口当たりが良くなります。また、おくらは、濃い緑色で切り口やヘタが黒ずんでいない物、うぶ毛が多くやわらかい物を選ぶのがおすすめです。
おくら特有のぬめり成分は、ペクチンやガラクタンを含みます。コレステロールの吸収抑制作用があるとされ、血中のコレステロール濃度を低下させる働きがあると言われています。
だし醤油のオリジナルレシピ③「ホクホク 長芋のだし醤油バター焼き」
3品目は、「ホクホク 長芋のだし醤油バター焼き」です。長芋とだし醤油とバターの組み合わせが食欲をそそります。
調理時間:15分:材料(4人分)
- ・長芋 1/2本(約400g)
- ・にんべんのだし醤油 大さじ1.5
- ・有塩バター 10g
- ・青のり 適量
作り方
1.長芋は皮をむき、1cm幅の輪切りにする。
2.フライパンに有塩バターを溶かし入れ、1の長芋を10分ほど加熱する。焼き色が付いたら途中裏返す。
3.火が入ったら、にんべんのだし醤油を入れ、ひっくり返しながら味を全体に馴染ませ火から下す。器に盛り付け、青のりを散らして完成。
〈ポイント〉
長芋は今回ホクホクに仕上げる為に10分加熱しました。シャキシャキした食感を楽しみたい方は、加熱時間を短くするなどお好みで調整してください。
長芋特有の粘り成分は、ガラクタンやグルコマンナンによるものです。血糖値の急上昇を抑制するほか、コレステロールを体外に排泄する作用が期待できます。
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おすすめのだし醤油とは?
だし醤油は、たくさんの種類が販売されています。
「どのだし醤油を選んだら良いのが分からない」という方もいるでしょう。
そこで、おすすめのだし醤油をお伝えします。
今回紹介したレシピでも使っていますが、にんべんのだし醤油の「日本橋だし場 だし醤油」がイチオシです。
▶にんべんの日本橋だし場 だし醤油はこちら
下総醤油という伝統ある醤油を基本に、本枯鰹節、鯖節、宗田鰹節や昆布などの素材を加えました。
とても旨味の深い味に仕上がっています。
まとめ:だし醤油のレシピを味わいましょう
だし醤油は、醤油等にだしを加えた調味料です。だしを別に取らなくても良いので、手軽に使えます。
だし醤油は、「万能調味料」とも言われています。
だし醤油を使ったレシピは、簡単に作れるにもかかわらず、味付けがしっかりしているので、とっても美味しいです。3品とも作る必要はありませんので、自分が気になったレシピから試してみてください。
繰り返しになりますが、だし醤油なら、「日本橋だし場 だし醤油」がおすすめです。
▶にんべんの日本橋だし場 だし醤油はこちら
つけてよし、かけてよしの万能調味料です。調味料は料理の味を大きく左右しますので、調味料を変えるだけでいつもの料理がワンランク上がります。
だし醤油は普段の料理にも使えますので、「家でも高級料亭のような美味しい味を楽しみたい」と思っている方は、ぜひお試しください。