どんなお酒にも合う鰹節のおつまみレシピ
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日本酒・ビールだけじゃない!白ワインにも合う鰹節おつまみ
選ぶお酒の種類によっておつまみの種類を変えるのもよいですが、これがあれば安心という定番の一品があると心強いのではないでしょうか。ここでおすすめしたいのが、鰹節を使った簡単なおつまみです。
①ピーマンの炒め物おかか和え
クセの強いピーマンは、一度に大量に消費するのは至難の業。味のアクセントに使われることが多いですが、おつまみならそんなピーマンが主役でもOKです。
材料
・ピーマン 4個
・パプリカ(赤または黄色) 1/2個
・ごま油 適量
・酒 小さじ2
・醤油 小さじ2
・砂糖 小さじ2
・みりん 小さじ2
・鰹節 4g
作り方
1.ピーマンとパプリカは種子とヘタ、ワタをとって3cm位の幅に切る。
2.フライパンにごま油を熱して、ピーマンとパプリカを炒める。
3.全体に油が回ったら調味料を加えてさらに炒める。
4.鰹節を混ぜて完成。
パプリカがなければ緑色のピーマンだけでも良いですが、見た目重視であればカラフルなパプリカをぜひ使ってみてください。味付けが濃いめでお酒のおつまみにぴったりです。
②豚肉の甘辛マヨネーズ炒めのおかかがけ
おつまみといっても、野菜だけでは少し物足りないかもしれません。食べ応えのある豚肉を使って、ボリュームのあるおつまみを作ってみましょう。
材料
・豚こま切れ 100g
・サラダ油 適量
・砂糖 大さじ3分の2
・酒 大さじ2
・醤油 小さじ2
・みりん 小さじ2
・マヨネーズ 大さじ1
・鰹節4g
作り方
1.フライパンにサラダ油をして豚細切れ肉を炒める。
2.砂糖、酒、醤油、みりんを加えて汁気がなくなるまで絡めて炒める。
3.火を止めてからマヨネーズを加えて混ぜ、皿に盛り、鰹節をかけて完成。
マヨネーズで炒めると油っぽくなってしまいますが、火を止めてからマヨネーズを加えるとさっぱりと食べられマヨネーズの風味も感じられます。
③アスパラとツナのおかか和え
アスパラは春から夏にかけて旬を迎える野菜です。ちょうどビールの美味しい季節に旬を迎えるので、ビールとの相性も抜群です。
材料
・アスパラ 5本程度
・ツナ缶 1/2個分
・鰹節 4g
・醤油 適量
作り方
1.アスパラは皮をむいて5cm程度の長さにカットし、熱湯で 2分程度茹でる。
2.アスパラを水に取り、キッチンペーパーなどで水分を取り除いてツナと鰹節を混ぜ合わせる。
3.醤油を全体に回し入れ、味を整えたら完成。
アスパラは電子レンジを使って熱を通すことも可能なので火を使わずに作ることができます。サッと一品出したい場合などでもおすすめです。
鰹節だしがじんわりおいしい【ホット鰹節焼酎】
焼酎はいろいろな飲み物と割って飲むことができ、果物を加えて果実酒を作ることもあります。いつもの飲み方に飽きてしまったという人におすすめしたいのが、焼酎に鰹節だしや鰹節を加えて飲むという驚きの方法です。
静岡県の焼津市では、鰹節だしを焼酎で割る焼津割という飲み方が存在しています。焼津市民にお馴染みの飲み方というよりは、知る人ぞ知る飲み方であり、一般的に広く知られているわけではないそうです。
しかし、普通に鰹節のだしだけで焼酎を割るのではなく、昆布を使って合わせだしを作り、焼酎で割るのが定番となっています。また、だしとしてだけでなく焼津割にそのまま鰹削り節入れることもあります。
だしが効いておいしい焼津割をぜひ試してみてください。基本のレシピをアレンジして、お好みの飲み方を見つけてみても楽しいかもしれません。
鰹削り節入り焼津割の作り方
1.容器に水と昆布を入れる。
2.火にかけて沸騰直前で火を止め、昆布を取り除く。
3.耐熱のグラスに鰹削り節を入れて昆布だしを注ぐ。
4.焼酎を注いで完成。
鰹節焼酎には、だしをとった昆布を細かく切って入れたり梅干しを足したりする飲み方もあります。
作り方はこれといって決まってはいないので、好きな組み合わせで飲んでみましょう。
鰹節のだしを活かした焼津割は町おこしのために登場した飲み方ですが、だしの風味と焼酎の香りが合わさり独特な香りになります。煮物や煮つけ料理などでは酒とだしは合わせて煮るのが一般的なので相性は悪くないのではないでしょうか。
まとめ:お酒と鰹節の相性は抜群!
また、変り種として焼津割もご紹介しました。焼酎の鰹節だし割りは聞いたことが無いという方も多いかもしれませんが、ぜひ一度試してみてお好みの焼津割を見つけてみてください。