美味しいおにぎりを作るなら知っておくべき鰹節おにぎりの作り方
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おにぎりの具で鰹節はかかせないもの
・基本的な鰹節おにぎりをおいしくするレシピ
おにぎりは人それぞれ作り方が違います。鰹節おにぎりは、もちろんオリジナルの作り方で作るのでもよいですが、せっかく食べるのであればおいしいおにぎりが食べたいですよね。
ここでは、ごく一般的な鰹節おにぎりをあっと言わせる美味しさに作るレシピを紹介します。
【材料 おにぎり1個分】
ごはん…1膳分
鰹節削り(本枯節)…2.5g
醤油…小さじ1
焼き海苔…1/2枚分
材料の選び方
シンプルな料理こそ素材の美味しさが重要となります。一つ一つの食材にこだわって、とっておきのおにぎりを作ってみましょう。
お米
寒暖差の大きい地域で栽培されたお米は自然な旨味と甘味がお米一粒一粒に備わっています。炊き上がりはつやつやとしていて噛むと程よい弾力があるものがよいですね。お米自体が美味しければ、塩を追加する必要はありません。
鰹節
鰹節には荒節と本枯節があります。美味しい鰹節おにぎりを作るのであればおすすめは本枯節です。本枯節は荒節にカビを付けて熟成させたもので、これによって食品成分に変化が起こっておいしさが生み出されます。本枯節は荒節に比べて水分量が少ないので、口当たりがよくおにぎりの具材に適した鰹節といえます。
醤油
大豆や小麦が塩と麹によって発酵することでグルタミン酸という旨味成分が生まれます。鰹節おにぎりに適した醤油を選ぶなら生醤油がおすすめです。多少割高でも容量が少ない方が酸化されにくいので美味しさを維持できますよ。
焼き海苔
焼き海苔はおいしいおにぎりには欠かせないもの。黒と白のコントラストで見た目でも楽しませてくれたり、美味しそうに見せてくれたりします。焼き海苔はつやのあるものを選ぶのがポイントです。海苔は湿気を吸うとパリパリ感が失われてしまうので、おにぎりに巻く直前に袋から出し、柔らかくなっている場合はガス火で少し炙ることで本来のパリパリ感を取り戻すことができます。
おにぎりをおいしく作るポイント
・米を浸水させてから炊く
近年の炊飯器の高機能になってきていますので、とくに浸水させなくてもおいしいごはんを炊くことができるようになってはいますが、ふっくらと粘り気のあるごはんを炊くためには30分以上浸水させた方がよいです。 浸水しないままお米を炊いてしまうと、水分がお米の内部に行き渡らないまま火が通るので、芯が残りやすくなってしまいます。
・水は少なめに炊く
水分が多いと炊き上がりがべったりとしてしまいます。ごはんの固さは好みによりますが、口の中でごはんがほぐれやすいように炊き上がりは固めになるよう、水分を気持ち少なめにして炊くのが理想的です。
・ギュッと握らない
半量のごはんを茶碗によそい、合わせた具材を入れたらさらっと上に残りのごはんを被せます。握るときは最初の1回だけギュッと握り、あとは優しく形を整える程度です。口のなかでお米がホロっと崩れる程度の固さを目指して握りましょう。
・海苔はおにぎりが冷めたあとに
作りたてのおにぎりに海苔を巻いてしまうと、湯気によって海苔がふやけてしまいます。パリパリとした海苔の食感を楽しみたいのであれば、冷めてから海苔を巻きつけるようにしましょう。
鰹節おにぎりももっとおいしくするちょい足しレシピ
・鰹節+梅
甘みと酸味を兼ね備えた梅干しの実と鰹節を合わせてごはんに包みます。酸味にまろやかさが加わるので、梅干しが苦手な人でも食べやすいおにぎりです。
・鰹節+ベーコン
炒めたベーコンに鰹節を合わせて包みます。肉の旨味が加わり、ボリュームも出るので男性にも満足の一品です。
・鰹節+ごま油
鰹節とごま油を合わせて、炊き上がったごはんに混ぜ込みます。鰹節が苦手な人でも、混ぜごはん風であれば食べられるという人もいるようです。ごま油の香りが食欲をそそりますよ。
まとめ:お弁当のアレンジにも鰹節はおすすめ!
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