おうちごはん応援キャンペーン ~本節・削り器セレクション~

ほかほかのごはんにのせて、おみそ汁や煮物、だし巻き卵のだしをとったり、冷奴やほうれん草のお浸しにふりかけたり、使い方色々! かつおぶしの旨味と香りを味わってみてはいかがでしょう。
本節 BEST 3
使う量だけをその時その時に削るのが最高に美味しい使い方です。
澄んだ上品なだしがお好みの方には背節、 こくのあるだしがお好みの方には腹節がおすすめです。
削り器 BEST 3
本格的な桐製の削り器、塗装をほどこした最上級削り器、樹脂素材の手軽な削り器など取り揃えています。新潟県三条市の鉋(かんな)を使用しています。
鰹節の削り方から保存までの5つのステップ
STEP 1 カビをとる
乾いたふきんかペーパータオルなどで、鰹節の表面のカビを拭き取ります。
鰹節は濡れると品質が劣化して、長期保管が出来なくなるので注意が必要です。
濡れぶきんなどは絶対に使用しないでください。

STEP 2 削り器の刃の調整
削り器の鉋〈かんな〉の台座を木槌〈きづち〉などで軽くたたいて、刃を調整します。
上部をたたくと刃が引っ込み(写真1)、下部をたたくと刃が出ます(写真2)。
指先で刃を触ってみて、紙1枚位分触れるぐらいが目安です。
実際に削りながら、薄く削れるように調整しましょう。
刃を引っ込めた状態から調整を始めるのがコツです。
刃先を触る時は、必ず刃先に対して直角に指を当てて下さい(写真3)。
平行に動かすと指を切る恐れがありますので、ご注意ください。



STEP 3 鰹節を削る向き
鰹節には目があります。逆向き(逆目)に削ると、粉になってしまいます。
ここでは前に押して削る時の説明をします。
削り器の刃先を自分の方に向けて、鰹節の尾側を先に向け頭側から削ります。
頭側と尾側の見分け方は、写真を参考にしてください。皮が残してある方が尾側です。

STEP 4 鰹節の削り方
鰹節の頭の方から削っていきますが、この時に、頭側の斜めの部分を台座にあてがうと、尾側が斜め上を向いた状態になって力を入れやすく、鰹節が小さくなっても握りやすくなります(写真1)。
3/4位の大きさまでは押して削り、それより小さくなったら引いて削る方法もあります。
引いて削る場合は、削り器と鰹節を180度回転させてください(押すか引くかの違いだけで、削る面は同じです)。



STEP 5 保管方法
鰹節はラップで包むか、ポリ袋(チャック付)に入れて冷蔵庫で保管します。
裸で冷蔵庫に入れると乾燥してしまい、削ると粉になりやすくなります。
削り器は、受け箱や刃回りの溝に粉が残っていますので、よく掃除してから、湿気のない場所で保管してください。
